トヨタ・新型「RAV4」の詳細情報が遂に解禁。欧州仕様でもハイブリッドモデルをラインナップ、最新TNGA搭載でボディ剛性は57%も向上

2020-05-27

遂に新型「RAV4」(欧州仕様)のスペックが明らかに

日本でも4月に発売されることがわかっているトヨタの新型SUV「RAV4」ですが、この個体の欧州仕様の詳細が明らかになりました。
今回発表された新型「RAV4」では、新たにハイブリッドモデルがラインアップされ、更には全く新しいGA-K TNGAプラットフォームを採用することで、前世代よりも遥かに低い重心を持ち、57%も向上したボディ剛性、そして前後重量比は51:49といった完璧なバランスを持つ一台になります。


グレードは大きく2種類登場

先述にも挙げたとおり、今回欧州市場にて登場する新型「RAV4」ではハイブリッドモデルがラインナップされますが、具体的には前輪駆動(FF)と四輪駆動(AWD)の2グレードのハイブリッドモデルが登場します。
パワートレインは、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モータを搭載し、前輪駆動のシステム総出力が218ps、四輪駆動のシステム総出力が222psを発揮し、それぞれ0-100km/hの加速時間は8.1秒かかるとのこと。

燃費性能においては、22.7km/Lと欧州市場ではかなりハイレベルな数値をたたき出しており、しかもWLTPと呼ばれる燃費基準のもとで得られたNEDC相関値も非常に優秀で、欧州の中で一番最初にAWD-iの正式な数値を発表した貴重な一台でもあります。

今回より新しく搭載されるAWD-iシステムとは?

先ほど上記にもチラッとだけ記載しましたが、新型「RAV4」には、様々なタイプの道路において優れた性能を発揮するよう大幅に改良された四輪駆動モデルであるため、最新技術となるAWD-iシステムを採用しています。
これは、路上でも路外でもより厳しい性能と安全なハンドリングを困難な状況下でも提供するために再設計が施された重要システムになります。

前後のトルク配分は、走行状況に応じて100:0→20:80まで配分することが可能となり、トレイルモードと呼ばれる新しい自動リミテッドスリップディファレンシャルコントロールを備えることで、滑りやすい路面でも最大限のグリップ性能とコントロールを保証します。
これにより、従来の公道だけでなくオフロードや雪道でも安定した走りを得ることができるため、SUV本来の力ある走りを実現することができます。

インテリアにおいては、柔らかい肌触りの素材とピッタリフィットした仕上がりを持つ上質なシートを準備しています。
他にも、SUVらしい豊富な収納スペースがいたるところに見られ、トランクスペースには580Lもの積載容量を確保しています。

その他には、パワーサンルーフや換気シート、ワイヤレス充電器、最大5つのUSBポート、トヨタ初のデジタルバックミラーを搭載し、安全機能においては歩行者検知機能付きプリコリジョンシステムやインテリジェントアダプティブクルーズコントロール、ステアリングアシスト機能付きレーン逸脱アラートといったトヨタ・セーフティ・センスも標準装備しています。

新型「RAV4」に関する記事はコチラにてまとめています。

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Reference:CARSCOOPS