ガルフ・レーシングデザインの「フォードGT Heritage Edition」がオークションにて出品→新型「スープラ」を上回る2.8億円にて落札!

2020-05-27

あのガルフ・レーシングデザインの「フォードGT」が超高額落札!

先日開催のアメリカ・アリゾナ州スコッツデールでのバレット・ジャクソンコレクターカー・オークションにて、世界限定1,350台のみ販売の「フォードGT」の中でも更に希少なモデルとなるガルフ・レーシングデザインの”Heritage Edition(ヘリテージ・エディション)”が出品されました。

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新型「スープラ」を上回る約2.8億円での落札

本オークションでは、トヨタのワンオフモデルとなる新型「スープラ」が約2.4億円、2020年モデルのフォード・新型「マスタング・シェルビーGT500」が約1.2億円にて落札されましたが、今回出品のガルフレーシングデザインとなる「フォードGT Heritage Edition」は、まさかの約2.8億円というとんでもない金額にて落札されました。

なおこの個体は、Hendrick MotorsportsのオーナーでもあるRick Hendrick氏によって落札され、約2.8億円全額をミシンガン州南東部にあるユナイテッド・ウェイフォー・サウス・イースタンミシガンの支援団体に寄付されます。

今回出品された個体は、1960年代後半に登場した「フォードGT40」にて採用のベイビーブルーとオレンジスキームにて塗装された過激なツートンデザインとなっています。
しかもこのガルフレーシングデザインの「フォードGT40」は、4回連続でル・マン24時間耐久レースにて優勝し、更に1968年と1969年には全く同じシャシーNo.1075を用いての優勝となりました。

フロントフードやドアパネルには、No.9を示すグラフィックスと内ドアパネルにはゴースト画像、更にはユニークなシリアル化された識別プレート、内側と外側のあらゆるところにはカーボンファイバパネルを使用しています。
インテリアには、アルカンターラをふんだんにしようしたスポーツシートを採用し、ブルーとオレンジのステッチがシートやステアリングにて縫合されています。

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Reference:autoevolution