メキシコメーカ・Vuhlが、究極のライトウェイトスポーツカー「05RR」を遂に発表。カーボン多用で車体重量は660kg、0-100km/h加速時間は2.7秒を実現【動画有】

2021-10-23

Vuhlが変態モデル「05RR」を遂に製品化へ

グッドウッドフェスティバル・オブ・スピード2016にて、メキシコの自動車メーカ・Vuhlが発表したライトウェイトスーパーカー「05RR」が登場していましたが、この個体はForza Motorsport 7というビデオゲームにて登場したものの、現実世界で登場することはありませんでした。

ですが、今回になって「05RR」が遂に製品化されていたことが判明し、前モデルとなる「05」と比較して65kgの軽量化で車体重量は660kgを実現し、更には車体重心も50mmもローダウンしたことで走行性能を向上させています。


走行性能はレーシングモデルレベル

なお、それ以外の標準装備としては、リミテッドスリップディファレンシャルとトラック重視のサスペンション及びステアリングラックを組合わせることで、まるでレーシングカーの如くグリップ走行が可能となります。

スタイリングに関しては、最新のエアロダイナミクスパッケージを採用し、全く新しいハイダウンフォースセットアップを採用しています。
また大型のシングルプレーンリヤウィングと大規模なリヤディフューザーを採用したエアロキットを装備することで、最大1.8Gの横方向の加速度にも貢献します。

「F12tdf/P1/ヴェイロン」よりも優れたスペックに

パワートレインは、排気量2.3L 直列4気筒EcoBoostターボエンジンを採用したことにより、最大出力390ps(+117ps)/最大トルク500Nm(+100Nm)を発揮し、さらにパワーウェイトレシオ比は1.69kg/psを実現。
ちなみにこのパワーウェイトレシオ比は、フェラーリ「F12tdf」やマクラーレン「P1」、ブガッティ「ヴェイロン」よりも優れたスペックとなっています。

トランスミッションは6速シーケンシャルパドルシフトギアボックスを搭載し、駆動方式は後輪駆動を搭載。
なお、パフォーマンス性としては0-100km/hの加速時間が2.7秒、最高時速は255km/hにまで到達します。

更に「05RR」には、軽量のフライホイールや軽量レースクラッチ、回転慣性を軽減するフルカーボンホイールを特長としています。
なお、このモデルは欧州やアメリカ、メキシコ市場にて販売中ですが、価格は不明なままとなっています。

【The new VUHL 05RR】

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Reference:CARSCOOPS