【マクラーレン&アストンマーティン編】金沢輸入車ショウ2019に行ってきた。スーパーカーに対する熱い視線みんな強すぎた件

2020-05-27

金沢輸入車ショウ2019に行ってきた!まずはマクラーレン&アストンマーティンから見ていこう!

さて、昨日1月26日(土)から27日(日)まで開催の金沢輸入車ショウ2019に早速訪問してきました。
金沢輸入車ショウ2019では、石川にある輸入車ディーラ17ブランド(計100台以上)が石川産業展示館4号館に一挙に勢ぞろいし、各ディーラのフラッグシップモデルからエントリーモデルまでが出展されました。

その中で、2018年同様に特別協賛としてスーパーカーメーカーであるマクラーレン名古屋さんとアストンマーティン名古屋さん、そしてハーレーダビッドソン石川さんも同時出展。
マクラーレン名古屋さんからは、ドラッグレースの帝王でお馴染みのスーパーシリーズ「720S」が出展され、アストンマーティン名古屋さんからは新型「ヴァンテージ」が出展されました。


天候に関係なく輸入車ショウはお客さんだらけ!

今回の金沢輸入車ショウ2019では、先日より大雪でありながらも非常に多くのお客さんでいっぱいであり、どのディーラスペースもとにかく人だらけ。
特に、今回特別協賛にて参加のマクラーレン・アストンマーティンエリアは、子供から大人まで幅広いお客さんでいっぱいでした。
やはり普段お目に掛かれないスーパーカーなだけに、皆さん物珍しそうに、それでいて目を輝かせながら注目していました。

まずはマクラーレン名古屋さんから見ていこう

話は少し長くなりましたが、まずはマクラーレンの展示車両からチェックしていきましょう。
今回出展されたスーパーシリーズ「720S」

パッと見たときの印象としては「攻撃的」の一言。
これまで培ってきたマクラーレンの美しさとアグレッシブさの中間的立ち位置だったものから、とにかく思い切って攻撃的デザインに移行させていくというところには感心。
ホワイトカラーの個体は過去にマクラーレン大阪さんでも拝見しましたが、やはり膨張色なだけあってそのボディは非常に大柄に見えます。

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「720S」のデザインで最も注目されているのは、このライトの形状。
かなり近寄ってみてみると、アイラインの中間にはデイライト(ポジションライト)、その上部にはヘッドライト、そしてその下はエアインテークという作り。
今回の展示モデルは、ブラックのハウジング部分が全てプラスチック系にて仕上げられていましたが、この辺りはオプションにてカーボンファイバに変更することも可能。

足元のホイールは、何とも引き締まりの強いダブル5スポークのマット仕上げとなる19インチホイール。
ブレーキはもちろんカーボン製で、キャリパカバーはオプションのレッド仕上げとなります。

こちらはリヤ周り。
未来的なデザインでありながらも、しっかりとエアロブレーキが作動できるように格納式リヤウィングとして採用。
リヤディフューザーは見た感じブラックのプラスチックのようにも見えましたが、こちらもオプションにてカーボンファイバに仕上げることが可能です。
こうしてみると、ブラックパーツの部分は基本的にカーボン設定をしていない非常にシンプルな装備内容なのかもしれません。

こちらはミドシップに搭載されるエンジンとガラスカバー。
ガラスカバーの直下には、ハンドバック等の荷物を収納するためのスペースが設けられているため、実は意外にも実用性にも長けている「720S」。

リヤに荷室スペースを設けたモデルといえば、トラベルタイプのスーパーシリーズ「570GT」ですが、それよりも更にパワフルなエンジンを搭載していますし、ワンランク上の個体を目指す方にはオススメかもしれません。

ちなみに内装は極めてシンプルなオールブラックのフルアルカンターラスポーツシート。
サイドシルもカーボンはなくアルカンターラにて仕上げられていますね。

マクラーレン「720S」は、”ディヘドラル・ドア”という開き方で、「ラ・フェラーリ」や昔のトヨタ「セラ」のような、ルーフまでが上に開く構造に仕上げられています。
この開き方のメリットとしては、やはりルーフまでオープンになるので、身長の高い人でも頭上を気にせずに簡単に乗り入れができるのですね。
しかも、ルーフにもガラスが使用されているため、サンルーフ代わりにもなりますし、ドアを閉めても不思議と開放感があり、車内での圧迫感も無いというのも大きいと思います。

「720S」の気になるパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720ps/最大トルク770Nmを発揮します。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ式シームレス・シフトギヤボックスを搭載し、駆動方式は後輪駆動(MR)、車体重量は1,283kgと非常に軽量で、先代となる「650S」よりも28kgも軽量化に成功しています。

続いてはアストンマーティン名古屋をチェック

続いてはアストンマーティンエリア。
こちらもかなりのお客さんで賑わっていました。
今回アストンマーティンからの出展は新型の「ヴァンテージ」

前モデルの「ヴァンテージ」に比べ、その外観はアグレッシブな表情へと一新し、今後のアストンマーティンのシンボルとなるであろうグリルを兼ね備えた新モデルとなります。
「ヴァンテージ」では、シャシーからパワートレイン、オンボード技術、エアロアジェンダまで、アストンマーティンの最新技術が詰まったスポーツカーとなっていますし、パワートレインについても、排気量4.0L AMG製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力510ps/最大トルク685Nmを発揮。
トランスミッションは8速ATをラインナップします。

今回はじめてお目にする新型「ヴァンテージ」ですが、やはりアストンマーティンの得意とする美しいボディラインは特筆すべきものがありますね。
エンジンは基本的にフロントマウントですが、決してロングノーズといった感じではないですし、最適な重心を維持するためにパワーウェイト比を50:50となるように設計の見直しを行っているのも素晴らしいところ。

更にはエンジンを可能な限り低い位置且つ後方(エンジンは前置き)に搭載することでレクサス「LFA」のようにフロントミドシップ化に仕上げています。
車体重量は1,530kgと軽量化にも努め、0-100km/hの加速時間は3.5秒、最高速度は313km/hにまで到達します。

外観はとにかくアグレッシブさとアストンマーティンならではの魅力を大きく向上させた上、フロントスプリッターやリヤディフューザーの装着による空力性能の向上、更には強力なダウンフォースを発生するように設計を見直しています。
個人的には、この何とも美し過ぎるリヤデザインが非常に好み。
シルバーとグレーの中間色との組み合わせもあってか、とにかく渋くてお上品なのよ、コレ。

足元のホイールも複雑なマルチスポークタイプですが、切削光輝とポリッシュ仕上げ?によりかなり目立つようになっています。

少しアストンマーティン名古屋のセールスさんともお話をしましたが、新型「ヴァンテージ」は今注文すれば7月に生産をスタートして年内に納車することが可能とのこと。
今回の輸入車ショウでも数多くの問い合わせがあった様子で、やはりのその注目度はかなり高かったように感じられます。

金沢輸入車ショウ2019のメーカ別の展示車両はコチラにてまとめております。

「金沢輸入車ショウ2017~2018」の出展風景は以下にてまとめております

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