パガーニ「ウアイラ・ロードスター」にアシッドグリーンを加えた過激なワンオフモデルが公開。グリーンのアクセントはあの車がモチーフに

2020-05-27

また一つ新しい「ウアイラ・ロードスター」が登場

世界限定100台のみ販売されたパガーニのオープンモデル「ウアイラ・ロードスター」に、フルカーボンボディと特別カラーに仕上げたワンオフモデルが世界初公開されました。

「ウアイラ・ロードスター」には、従来「ウアイラ」に採用されていたカーボンファイバよりも更に軽量で剛性を高めたCarbo-Triaxと呼ばれる特殊なコンポジットを採用していて、「ウアイラ」本来の加速・走行性能を向上させるための改良が多数施されています。


とある車をモチーフにした特別なアクセントがポイント

今回公開されているワンオフモデルの「ウアイラ・ロードスター」は、アメリカのパガーニ・ニューポートビーチにて納車された特別な一台で、そのCarbo-Triaxと呼ばれるカーボン素材をフルに活用することはもちろんのこと、この個体を注文したオーナーが所有するポルシェ「918スパイダー」にも採用のアシッドグリーンをボディのあらゆるところやホイールリム、そしてブレーキキャリパにアクセントカラーとして追加しています。

リヤの一部はこんな感じ。とにかくブラックのあらゆる部分にカーボンファイバをフル活用しています。
”Huayra Roadster”のバッジもアシッドグリーンに仕上げていることがわかりますね。
またセンター4本出しのエキゾーストパイプの先端にはラッパ状に溶接しているのもポイント。こうした匠の技術を見せるところもパガーニらしいと言いますか…単なる高性能な車で終わらせることなく、イタリアメーカらしく芸術でしっかりと締めるところも尊敬に値すべきポイントだと思います。

エンジンは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力764hp(クーペ比+64hp)/最大トルク1,000Nmを発揮。
ハイパフォーマンスモデル「ウアイラBC」に次ぐ超強力なモデルとなります。

インテリアも外観と一貫性を持たせて…

インテリアはブラックを基調としたフルレザーシートにアシッドグリーンのアクセントとダイヤモンドカラードステッチを縫合しています。

ダッシュボードにも、アシッドグリーンにて”Roadster”と縫合しています。この辺りの一貫性はかなりグッド。

なお、フロント・リヤのカウルをオープンにするとこんな感じでトランスフォーマー仕様に。
これもパガーニならではのデザインの特徴ですね。

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Reference:Zero2Turbo