【理由は至ってシンプル】ランボルギーニ「ウラカン」にハードコアモデル”スーパーレッジェーラ(Superleggera)”は登場しない模様

2020-05-27

「ウラカンEvo」からスーパーレッジェーラは登場しない模様

ランボルギーニは先日、エントリーモデル「ウラカン(Huracan)」のフェイスリフト版でハイパフォーマンス仕様の”ペルフォルマンテ”と同じ最高出力640psを発揮する「ウラカンEvo」を発表したばかりですが、このモデルをベースにするであろうハードコアモデル「ウラカン・スーパーレッジェーラ(Huracan Superleggera)」は登場しない可能性が高いことがわかりました。


ところでスーパーレッジェーラって何?

スーパーレッジェーラは、イタリア語で”超軽量”を意味しており、以前には「ガヤルド」のハードコアモデルにもこの名前が使用されていました(最近ではアストンマーティン「DBS”スーパーレッジェーラ”」にも)。
てっきりこの名前は「ウラカン」にも流用される?と勝手に予想していましたが、どうやらランボルギーニの最高技術責任者であるMaurizio Reggiani氏によれば、「スーパーレッジェーラの名は既に使用された」とコメントしており、「ウラカン」にも流用されるというニュアンスは一切なく、恐らくラインナップされることも無いだろうということが伺えます。

なぜスーパーレッジェーラの名は使われないのか?

また、その一方でスーパーレッジェーラが登場しない理由には、排ガス規制Euro 7の問題もモロに影響しているとのことで、必然的にハイブリッドモデルの開発を行っていく必要があります。

ただ、ハイブリッドシステムを採用するということは、内燃機関に加えて更に電気モータ等の重量物を更に加味することになるため、”スーパーレッジェーラ”の名にふさわしくないモデルとなります(何だか屁理屈みたいですが…)。
そのこともあって、ランボルギーニとしてはハイブリッドモデルに”軽量仕様”を謳うモデルをラインナップすることは一切触れていないわけですが、本格的な超軽量モデルが登場する場合は、内燃機関やトランスミッション、エキマニを完全に排除したオールEVモデルが登場するときだと推測しています。

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Reference:Zero2Turbo