世界に1台しか存在しないワンオフモデル・ケーニグセグ「アゲーラ(RS)ML」が登場。ちなみにオーナーはアジア人【動画有】

2020-05-27

よくよく考えたらイエローのケーニグセグって見たことない?

オランダ・ハーレンにて、ケーニグセグが世界限定25台のみ販売したハイパフォーマンスモデル「アゲーラRS」をベースにワンオフモデルへと改良した「アゲーラ(RS)ML」が登場(アメリカの大富豪クリス・シン氏の「アゲーラXS」と同じような棲み分け)。
オーナーはアジア人とのことですが、環境法規制や関税の関係でオランダの別荘にて保管しているとのことで、近日中に開催されるスーパーカーサンデー(Supercar Sunday)に向けてメンテナンスを実施する模様。


イエロー×ブラック×レッドのかなり攻め込んだカラーリング

ケーニグセグではまず見られないイエローのカーボンボディを基調とし、カーボンブラックのアクセントと、ディテールポイントにはレッドを追加した何ともオシャレな一台となっています。

リヤデザインはこんな感じ。
サイドスカートにはレッドのアクセントを加えたカーボンを装着し、カーボンホイールのセンターキャップにもカーボンレッドのアクセントという全体的に調和のとれたアクセントが特徴で、そこまでレッドを強調させないところもグッドポイント。

インテリアはブラックとイエローのバイカラーを採用し、基本的にはレザーとカーボンを上手く多用したキャビンとなっています。

ドア開閉方式は、唯一ケーニグセグだけが採用している「ディヘドラル・シンクロ・へリックス・アクチュエーション・ドア」。
とりあえず長すぎる名称なので、別名は「ラプタードア」と言います。
一旦ドアが外に開いた後、上下方向にドアが回転して開くという特徴的な造りとなっていますが、バタフライドア等と同じで横幅を必要とするため実用性にはちょっと向かないかも…

エンジンベースは「アゲーラRS」と同じで、1,176馬力を発揮するハイパーカー

パワートレインは、「アゲーラRS」がベースになっているため、排気量5.0L フォード製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力1,176hpを発揮します。
なお、この個体の名称にもなっている”ML”の由来ですが、オーナーのイニシャルから取ったものと言われて、価格帯としては約3億円となっています。

ちなみにこちらの個体、あの自動車系ユーチューバーでお馴染みのShmee150氏もレビュー済みで「クレイジーなレーシングカーだ!」と絶賛しています。

【Let’s Race this CRAZY Koenigsegg Agera ML!】

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Reference:AUTOGESPOT