6速PDKだけでなく6速MTもラインナップ?ポルシェ「718ケイマンGT4クラブスポーツ」の現車が7月のグッドウッドにて登場予定

2020-05-27

あのクラブスポーツモデルが7月に現車デビュー?!

既にオーダーも受付けており、今月2月より初期モデルが出荷される予定のポルシェのスーパースポーツモデル「718ケイマンGT4クラブスポーツ(718 Cayman GT4 Clubsport)」ですが、この個体が7月に開催されるグッドウッドフェスティバル・オブ・スピードにて現車デビューするかもしれないとのこと。


PDKだけでなくMT(マニュアル)も登場する?!

これはイギリスの自動車ニュースサイトCarより判明したもので、現車デビュー時期に加えてトランスミッションも6速PDKだけでなく6速MTも発表される?という情報も入ってきています。
厳密にいえば、2020年後半より6速MTも選択可能になるとのことで、これにより価格帯も若干変更されることが予想されています。
なお、MTを選択した場合はガラスが薄型になり、高級アメニティなどの要素を採用することで、50kgの軽量化が図られるとのこと。

GTSより空力特性に優れ、世界初の新素材を採用している

「718ケイマンGTクラブスポーツ」は、アグレッシブモデルのGTSと比べて、ラジエーターやブレーキに更なる空冷効果を高めるために、フロントグリルを拡大させ、空気の摂取量を増やしているとのこと。
リヤにおいては、固定型リヤウィングや、GTSよりもワイドなデュアルエキゾースト、更にはアグレッシブなリヤディフューザーを設置しています。

また、今回より新たに採用されたのが天然繊維複合材料(ナチュラル・ファイバー・コンポーネント)で、これは主に亜麻や農産物などの農業副産物から調達される天然素材であり、その軽さはカーボンファイバパーツと同等レベルで、更には剛性レベルもそん色ない程。
これがボディパーツとなるドアやリヤウィングに使用されているとのことで、世界初となる天然繊維複合材料を採用した車両第1号となります。

「718ケイマンGT4クラブスポーツ」のパワートレインは、排気量3.8L 水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力425ps/最大トルク425Nmを発揮。
またパフォーマンス性向上のために、強化されたデュアルマスフライホイールとレースのために最適化された電子制御装置を特徴とする6速PDKを搭載します。
なお、今回はクーペタイプのケイマン(約1,725万円~約2,022万円)のみがラインナップされますが、来年以降にはオープンタイプのボクスターもラインナップすることが予想されますし、それに加えて価格帯も2,000万円を優に超えてくると思われます。

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Reference:motor1.com