日本での販売スケジュールも明らかに!マツダ・新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」の(欧州市場向け)エンジンスペックはこうなっている

2020-05-27

改めて欧州仕様の新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」をチェック

マツダの新型ハッチバック&セダンモデル「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」について、欧州市場では3種類のエンジン(2種類のガソリンユニットと1種類ディーゼルユニット)を提供することが明らかになっていますが、今回はより新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」の魅力を感じてもらうことを目的に様々なフォトギャラリーがリリースしています。


クリーン技術が進化したSKYACTIV-D

今回新しく登場するモデルでは、前世代の排気量1.5L/2.2Lのディーゼルエンジンに代わる、新しい排気量1.8L 直列4気筒ディーゼルターボSKYACTIV-Dを搭載し、最高出力116ps/4,000rpm、最大トルク270Nm/1,600~2,600rpmを発揮します。

今回ラインナップされる全く新しいSKYACTIV-Dでは、亜酸化窒素を無害な窒素に変換してNOx排出量を大幅に削減するためのNOx貯蔵触媒(NSC)システムが装備されており、燃焼時間の短縮とノックノイズの提言を目的としたRapid Multi-Stage Combustion技術も搭載しています。

気筒休止&マイルドハイブリッド技術を向上したSKYACTIV-G

その他にも、SKYACTIV-G 2.0及びSKYACTIV-Xもラインナップされる予定で、一つ目のSKYACTIV-G 2.0に関しては排気量2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドシステムを搭載し、最高出力122ps/6,000rpm、最大トルク213Nm/4,000rpmを発揮します。
このマイルドハイブリッドシステムには、600kJのリチウムイオン電池とDC-DCコンバータを搭載したマツダの新しい”Mハイブリッド24Vマイルドハイブリッドシステム”と呼ばれるもので、更には気筒休止技術も搭載され、燃費の向上はもちろんのこと、粒子状物質排出の低減にも大きく貢献します。

SKYACTIV-Gと-Dの良いとこ取りをしたSKYACTIV-X

そして最後が、最も大きく期待されている圧縮点火燃焼技術を備えたSKYACTIV-Xユニット。
これについても、SKYACTIV-Gエンジンと同様にMハイブリッドシステムによってサポートされ、最高出力181ps/最大トルク222Nmを発揮します。
また、燃費性能においてもディーゼルモデル相当のスペックを持っているとのことで、ハイパワーでエコという良いとこ取りのエンジンとなります。

なお、トランスミッションについては、3種類のエンジン全てに統一で6速MTが標準装備され、オプションにて6速ATが搭載されます(あくまで欧州市場の個体の情報)。
またSKYACTIV-Xについては、(ハッチバックモデルのみ)i-Activ AWDシステムも使用可能。
そして全てのグレードにおいて、操作性とグリップ性能を改善するためのG-Vectoring Control Plus(GVC Plus)も搭載されるとのこと。

日本市場での販売スケジュールも明らかに?!

最後に日本市場に関する情報ですが、以下のツイッターの情報を見てみると、既に新型「アクセラ/マツダ3(Mazda 3)」のセールスマニュアルがディーラにて準備されている模様。
恐らくタブレットにて確認可能なマニュアルだと思われ、もちろん場所によっては未だ準備されていないディーラもあると思いますが、この辺りは事前にて電話などで確認してみた方が良さそうですね。

なお、日本市場での販売スケジュールについても以下のツイッターにて記載されており、新型モデルの予約は3月よりスタートし、5月後半よりSKYACTIV-G 1.5→SKYACTIV-G 2.0→SKYACTIV-D 1.8が導入され、そして今秋頃にSKYACTIV-Xが導入される予定とのことです。
おそらく3月頃には各グレードの価格帯も判明するのではないかと思われますが、これについては近日中にディーラにてチェックしていきたいと思います。

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Reference:CARSCOOPS