レクサス・特別仕様車「LCストラクチュラルブルー(Structural Blue)」が遂にカーセンサーに登場。しかも2台販売され、価格は共通の1,428万円

2020-05-27

遂に特別仕様車の「LC」が(2台も)中古車市場にて登場!

レクサスのフラッグシップスポーツクーペ「L500/LC500h」にのみ設定された特別なブルーカラーを採用の「LCストラクチュラル・ブルー(Structural Blue)」が、早くも中古車サイト・カーセンサーにて販売中。
しかも今回はガソリンタイプの「LC500」で、2台もの中古車が販売されています。

このボディカラーは、レクサス「LC」専用として登場した塗料で、開発期間に約15年という期間を要した唯一無二のブルー。
仮にこのボディカラーにて「LC」を生産する際は、そのあまりにも複雑すぎる色相(40層以上)であるとのことから、1日2台しか製造できないと言われているため、納期は最低でも半年以上はかかるといわれていました。
既に生産は終了しているこの個体ですが、早くも中古車市場にて登場し、その価格は両車ともに1,428万円と、新車販売価格の1,475万円よりも少し安い価格帯にて販売されていますね。


1台目は走行距離3,000kmの個体

まず一つ目の個体ですが、走行距離は約3,000km程しか走られていない極上の個体(ページはコチラ)。
ワンオーナーのみとなり、ボディの状態もほぼキズの付いていない新車に近いレベルとなっています。

足元のホイールは21インチのポリッシュ仕上げ+ブラック塗装込の鍛造アルミホイールを装着しています。

インテリアは、太陽が顔を見せ始める早朝や、太陽が隠れた夕暮れのわずか数分に現れるブルーとオレンジのグラデーションを基にしたマジックアワーコンチェルトと呼ばれるテーマのブリージーブルーを採用。
ある意味攻めのインテリアデザインですが、実際にこのデザインを見た人のほとんどが絶賛していたとのこと。

2台目は更に程度の良い走行距離2,000km程度の個体

二つ目は走行距離約2,000kmとこれまた更に新品に近い極上の個体(ホームページはコチラ)。
それにしても…このカラーはかなり美しいですね。
このストラクチュラルブルーは、北米や南米の原産にあるモルフォの蝶をモチーフにしており、プライマとクリアコートの間の15ミクロンメートルの層にてLCの車体に塗装し、更にはnano構造である超小型フレークは光で常に変化する色の印象を与える虹色を生成するとして非常に複雑化しているとのこと。

また、従来の顔料塗料は、入射光の50%未満を可視青色として反映するものの、ストラクチュラルブルーは入射光の100%近くのレベルまで到達するというとんでもない領域となっています。

しかも、このボディカラーには、一切青色の素材を使用していないとのことで、これはグレーの金属素材の粒子と無職の硫化亜鉛の粒子が透明フィルムの基材にコーティングされて、その工程において初めてブルーに発色すると言われています。

インテリアは、特別仕様車専用に開発されたブルーモーメントで、全く雲一つない快晴の夜明け前や、夜の闇に包まれる寸前に空が青く輝く現象をテーマに彩られたデザインとなっています。

今回の特別仕様車においては、CFRP製スカッフプレートや”マークレビンソン”リファレンスサラウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイ、ステアリングヒーター+寒冷地仕様(リャフォグランプ・ウィンドシールドデザイサー等)が標準装備されているため、ほぼオプション設定を必要としない一台となっています。

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