マツダ・新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」オーストラリア向けのスペックと価格が公開。中心市場のはずの日本はほぼ最後に発表という不思議

2020-05-27

欧州仕様に続いてオーストラリア仕様も発表へ

マツダの新型ハッチバック/セダンモデルとして登場する「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」の欧州市場向けのスペックと価格が既に発表されていますが、今度はオーストラリア市場向けのスペックと価格が公開されています(ちなみに日本では未だ価格やスペックすらも発表されておらず、最も力を入れるべき市場なのに何も判明していないという不思議)。


新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」は充実した装備内容が特徴

マツダ・オーストラリアでは、高級車を求めての顧客需要がかなり高まっているとのことで、今回の新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」もより高級志向へと移り変わっていることから、既に大きな注目を集めているとのこと。

なお、今回の新型モデルでは、ロードノイズの大幅な低減や乗り心地の向上、そして自動ブレーキやヘッドアップディスプレイ、8.8インチインフォテイメントシステムが標準装備されます。

更には、プラットフォームも新しくなったことで車体はワイド&ロースタイルへと変化し、車体重量は50kgの増加、トランクスペースは295L(セダンは444L)と若干減ったため、実用面においてはちょっと不満に感じる部分があるかもしれませんが、その分走行性能や乗り心地は大幅に向上しているとのこと。

エンジンはおおきく2種類ラインナップ。但しSKYACTIV-Dと-Xは遅れて販売へ

パワートレインについては、アメリカ市場向けと同様に、2つのエンジン(SKYACTIV-G)がラインナップ予定。
一つは”G20”と呼ばれるグレードで、排気量2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力156hp/最大トルク200Nm)を採用し、もう一つの”G25”と呼ばれるグレードは、排気量2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力189hp/最大トルク252)を採用しています。
これらのエンジンには、燃料消費量を減らすために低ストレスな気筒休止システムを採用し、トランスミッションについても何れもATもしくはMTの選択が可能になっています。

その他には、7つのエアバッグ機能とブラインドスポットモニターや前方衝突警報、AEB、車線逸脱警報及びアシスト装置、レーダークルーズコントロール、交通標識認識、リヤクロストラフィックアラートといった安全装備、17インチアルミホイール、8スピーカー、プッシュボタン式スタート、自動防眩ミラー、雨滴感知オートLEDヘッドライトが標準装備されます。
価格帯としては、上記を標準装備した”G20 Pure”と呼ばれるグレードが約197万円からの販売となっています。

一方で、上位グレードとなる”G20 Evolve”は、18インチアルミホイールやデュアルゾーン気候管理、レザーシフター&ステアリングホイールを標準装備として、価格帯としては約210万円からとなります。

最後のトップグレードモデルとなる”G25 Astina”は、アラウンドビューカメラやフロントパーキングセンサー、サンルーフ、ピュアホワイトもしくはブルゴーニュのレザーシートを装備して、価格帯としては約292万円からとなります。

そして2019年後半には、排気量1.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するSKYACTIV-Dと、圧縮点火技術を採用したSKYACTIV-Xがラインナップされる予定となっています。

☆★☆新型「アクセラ/マツダ3(Mazda3)」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:autoevolution