アウディがジュネーブMS2019開催前に「Q5/A6/A7/A8」のプラグインハイブリッドモデルを発表。年内中には注文可能に

2020-05-27

アウディから新たにプラグインハイブリッド4種が登場

アウディが、来月3月より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019の前に、「Q5/A6/A7/A8」のプラグインハイブリッドモデルを先行初公開しました。
今回公開されているモデルは、将来的にアウディのオールエレクトリックモデルとなる「e-tron」誕生のきっかけとなる立ち位置になるとのことで、今回の発表は相当に重要になってくるとのこと。


各モデル共通のバッテリパック搭載でEVのみでの航続可能距離は40kmに

まず、最も高価なグレードとなる「A8 L 60 TFSI e quattro」は、パワートレインとしては排気量3.0L V型6気筒エンジン+電気モータのプラグインハイブリッドエンジンを搭載し、システム総出力443hp/最大トルク699Nmを発揮。
また、バッテリパックとしては14.1kWhを搭載しているとのことで、オールEVのみでの航続可能距離はフル充電で40kmとなっていて、トランスミッションは8速TiptronicATを採用しています。

それ以外の「Q5 50 TFSI e “comfort”/A6 TFSI 50 e ”comfort”/A7 50 TFSI e ”comfort”」に関しては、共通となるパワートレインを搭載するとのことで、システム総出力295hp/最大トルク450Nmを発揮します。

なお、これ以上に更にハイパワーなモデルを要望するユーザーに対しては「Q5/A6/A7」共通で”55 TFSI e”もラインナップされるとのことで、システム総出力363hp/最大トルク500Nmを発揮と、さらに強力なパワーユニットが搭載されます。

これら全4モデルには共通の14.1kWhバッテリが搭載され、デュアルクラッチトランスミッションにシームレスに組み込まれた電気モータを採用しています。走行モードについても、”EV/Auto/Hold”の3種類が準備。

充電サービスについても欧州18か国にて現在運用されているe-tron充電サービスも利用可能ですが、もちろん自宅にも設置することが可能になっています。
価格帯については明らかにされていませんが、オーダーは年内可能とのことで、もしかすると装備関係などはある程度明確になっているかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS