究極の変態モデル降臨、その名も「RX-777」。マツダ「RX-7 FD」をベースに外観のカスタム+950馬力発生のクレイジースポーツに【動画有】

2020-05-27

もはやマツダロータリーの原型などないド変態カスタムモデルが登場

マツダのロータリースポーツモデル「RX-7 FD」をベースに、超絶変態ともいえるカスタムを施した個体が登場。
その個体をカスタムした人物は、アメリカ・ハワイ州オアフ島の居住者でもあるAdam Taylor氏で、約10年もの歳月をかけてイタリアンスーパースポーツに匹敵する外観とパワーを得た一台を完成させた模様。
Adam Taylor氏によれば、今回公開されている個体は「RX-777」と呼ばれ、その見た目からしてアノ「RX-7」には全く見えず、まるでロータスやアストンマーティンを足して2で割ったような不思議な一台へと仕上げられています。


おかしいのは見た目だけじゃない。エンジンは950馬力発生

彼がこの個体をカスタム仕出したのは、大学を卒業する直前から始まっていたとのことで、そのときには時間とリソースが不足していたことから、具体的にどういったスタイリングとパワーを持った一台を生み出す必要があるか見出せなかったとのことですが、ある日をきっかけにそのイメージが膨らんだのとか。

その結果が今回の「RX-777」というクレイジーな一台なのですが、車体重量はこれだけのボリューム感で僅か1,225kgと非常に軽く、ホイールベースはマツダ「ロードスター/MX-5 Miata」よりも短く、車幅はダッジ「ヴァイパー」よりもワイドに仕上がっています。

また、フロント部分を見ていくと、フロントヘッドライトはまさかのアストンマーティン「ヴァンテージ」のユニットを流用。パッと見で「あれっ?これってアストンマーティンっぽくね?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、その要素がしっかりと詰まっているのであながち間違いではないんですよね。

リヤエンドにについてもかなりの拘りがあるようで、ダックテールスポイラーやテールライトはロータス「エリーゼ」のものを流用しているとのこと。

エンジンはまさかのロータリーエンジンではなく、LS製V型8気筒エンジンを搭載し、ECUセットアップ等のチューニングを施すことで最高出力950hp/8,000rpmを発揮。
最高時速は322km/hにまで到達するスーパースポーツ顔負けのスペックを誇ります。

インテリアはGTカーのような造りになっていて、もはや原型が何だったのかわからないレベル。
個人的にはここまで変態的にカスタムしている個体は非常に好みですが、Adam Taylor氏によれば、この個体は一旦完成したものの、「今後更に常軌を逸した個体へとブラッシュアップしていく」と説明。
一体のどのような方向性でカスタムが施されるのか気になるところですが、もしかすると次はテスラやピニンファリーナのようなオールエレクトリックモデルへと進化するのかもしれません。

【I Built A 200MPH Supercar | RIDICULOUS RIDES】

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