スバル「インプレッサ/フォレスター」にリコール。ブレーキランプがつかない恐れで日本国内では30万台超え、全世界では226万台超えの大規模なものに

2020-05-27

スバルから新たなリコール。今度はブレーキランプだ

スバルの主要モデルとなる「インプレッサ/フォレスター」の2車種・計306,728台にリコール(世界規模で見ると226万台超えのリコールになっている)。
リコールの内容としては、制動灯(ブレーキランプ)スイッチにおいて接点方式が不適切なため、車内清掃用品や化粧品類などから揮発するシリコーンガスの影響で接点部に絶縁被膜が生成され導通不良となるかもしれないとのこと。
そのため、制動灯が点灯しなくなって横滑り防止装置の警告灯点灯やエンジン始動不良になるおそれがあるとしてリコールを発令。


対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していませんが、不具合件数は48件にも及ぶとのことです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/車種名/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

○DBA-GE2 /「インプレッサ」/GE2-002001~GE2-005757/平成20年9月19日~平成23年10月25日/3,242台
●DBA-GE3/「インプレッサ」/GE3-002001~GE3-005764/平成20年9月19日~平成23年11月11日/3,640台
○DBA-GE6/「インプレッサ/GE6-002001~GE6-003400/平成20年9月20日~平成23年10月17日/1,176台
●DBA-GE7/「インプレッサ」/GE7-002002~GE7-003991/平成20年9月19日~平成23年10月31日/1,727台
○CBA-GVB/「インプレッサ」/GVB-002001~GVB-008931/平成22年6月11日~平成26年4月10日/6,145台
●CBA-GVF/「インプレッサ」/GVF-002001~GVF-006782/平成22年6月10日~平成26年4月9日/4,179台
○DBA-GJ2/「インプレッサ」/GJ2-002001~GJ2-010011/平成23年11月23日 ~平成28年9月29日/5,838台
●DBA-GJ3/「インプレッサ」/GJ3-002001~GJ3-013411/平成23年11月24日 ~平成28年9月29日/9,281台
○DBA-GJ6/「インプレッサ」/GJ6-002001~GJ6-007045/平成23年11月24日 ~平成28年9月27日/3,555台
●DBA-GJ7/「インプレッサ」/GJ7-002001~GJ7-022915/平成23年11月25日 ~平成28年9月29日/16,050台
○DBA-GP2/「インプレッサ」/GP2-002001~GP2-034921/平成23年11月23日 ~平成28年9月30日/25,591台
●DBA-GP3/「インプレッサ」/GP3-002001~GP3-032739/平成23年11月24日 ~平成28年9月30日/25,298台
○DBA-GP6/「インプレッサ」/GP6-002001~GP6-015433/平成23年11月24日 ~平成28年9月30日/9,850台
●DBA-GP7/「インプレッサ」/GP7-002001~GP7-139250/平成23年11月24日 ~平成29年3月29日/107,990台
○DBA-SJ5/「フォレスター」/SJ5-002001~SJ5-068147/平成24年10月10日~平成27年10月20日/59,394台
●DBA-SJG/「フォレスター」/SJG-002002~SJG-028954/平成24年10月5日~平成27年10月20日/23,772台

改善措置としては、全車両、制動灯スイッチを対策品に交換する、といったリコール作業を行うとのことですが、既に不具合が1,399件発生しており、それらは市場からの情報により発覚したとのことです。

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Reference:SUBARU