日産・次期「ジューク」の開発車両がまたまた登場。早くとも4月のニューヨークオートショーにて世界デビューか

2020-05-27

またまた新型「ジューク」のテスト車両が登場

先日より幾度となく目撃されている日産の次期コンパクトクロスオーバー「ジューク(Juke)」。
今回もテスト走行中の開発車両が目撃されていますが、相変わらずカモフラージュが分厚く全体的な細かいデザイン性をチェックすることは難しいものの、フロントのメッシュグリルに加えて、日産のアイデンティティともいえるVモーショングリルが明確に示されていますね。

加えてフロントヘッドライト周りを見ていくと、現行モデルのデザイン言語を流用しつつ、上部にある釣り上げ式のデイタイムランニングは、三菱「デリカD:5/eKクロス(eK X)」にも似ており、その下にあるフロントヘッドライトは縦型ではなく丸型を採用するものと思われます。
更にその下にはフロントフォグランプが搭載されていますが、これはもしかするとグレードによって装備される・されないというのがあるかもしれません。


プラットフォームが新しくなることで、サイズ感はもちろん乗り心地も結構変わる?

サイドからみたスタイリングはこんな感じ。
コンパクトクロスオーバーでは良くみられる隠れたリヤドアハンドル(スズキはピラーマウントドアハンドルと名称を付けている)がそのまま採用されていて、極力凹凸を少なくしながらも全体的に引き締まったボディラインを演出しています。
足元には、何ともユーモアのあるY字スポークタイプのブラックアウトされたアルミホイールを装着。
ホイールアーチモールも、ボディパネルとは異なるプラスチック材質を使用するかもしれませんね。

あと、ほんの少しだけサイドスカート部分からオレンジのアクセントカラーが見えていますが、これは新色となるボディカラーのひとつなのか、それとも単なるアクセントカラーなのかは不明なままとなっています。

プラットフォームについては、これは以前からもご紹介の通りルノー・新型「クリオ(日本名:ルーテシア)」に搭載されるCMF-Bアーキテクチャを採用する予定で、ハイブリッドエンジンの搭載はもちろんのこと、さまざまなエンジンを搭載するには最適と言われています。

CMF-Bアーキテクチャを採用することにより、ホイールベースが若干延長され、インテリアスペースも少し拡大し、居住性が向上するというメリットがありますが、恐らく乗り味も少しスポーティで硬めになると予想され、これについては大きく賛否がはっきり分かれそうな気がしますね(現行モデルは若干柔らか目の乗り心地なので、この柔らかさを好む人も多い)。

併せて気になるパワートレインラインナップは、排気量1.5Lのディーゼルターボエンジンと、排気量1.0L 直列3気筒エンジン及び排気量1.6L 直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジンがラインナップされる予定で、これらに加えてハイブリッドパワートレインも販売する予定となっています。

デビューは早くて4月。近々ディーラでも情報が展開されるかも?

リヤデザインはこんな感じ。
基本的には現行モデルと同じプロポーションになっていますが、最も大きな違いはやはりリヤテールランプで、新型「キャッシュカイ(Qashqai)」とほぼ同じとなるブーメラン型が採用されるものと思われます。

インテリアについても、設計要素や技術面、レイアウトも大幅に改良される一方、ダッシュボード上部には新しいフローティングディスプレイを搭載する予定で、先進性も強化される予定となっています。

気になるデビュー時期についてですが、早くとも4月のニューヨークオートショー2019か秋のフランクフルトモーターショー2019にてデビューすると言われていますが、一応予定としては7月にフルモデルチェンジで発売する計画があるとのことです。

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Reference:CARSCOOPS