1,750馬力発揮するSSC「トゥアタラ(Tuatara)」のティーザー映像が2つ公開に。早くとも2019年8月には納車予定か【動画有】

2020-05-27

「トゥアタラ」の新たなティーザー映像が公開に

アメリカ・ワシントン州を拠点とするスーパーカー・メーカのシェルビー・スーパーカーズ(SSC north america)の「トゥアタラ(Tuatara)」に関するティーザー映像が新たに2種類公開されています。
今回公開されているティーザ映像は、シャシ台(シャシダイナモ)を用いての馬力・燃費測定試験と、Canyon roadと呼ばれる峡谷の道を登っていくシーンとなります。

まず、1つ目のシャシ台のティーザー映像ですが、「トゥアタラ」のパワートレインは排気量5.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、エンジン出力は91オクタン燃料によって1,350ps、E85を使用すれば1,750ps以上を発揮します。
直線のパフォーマンス性としては0-100km/hの加速時間が2.5秒、ゼロヨン加速時間は僅か9.75秒と、とんでもないスペックを持ちます。


ライバルはケーニグセグとヘネシーの最新モデル。直線番長の座は譲らない!

2つ目のティーザー映像は、Canyon roadと呼ばれる峡谷の道を登っていくだけのシンプルなショートムービーとなりますが、僅か数秒であっても非常にインパクトのある走行シーンとなっています。

「トゥアタラ」は最高時速483km/hにまで到達するハイパーカーで、ケーニグセグ「ジェスコ」やヘネシー・パフォーマンス「ヴェノムF5」といった直線番長たちをライバルとする一台。
車体重量はガソリンを給油しない状態にて1,247kgを実現し、抗力係数は僅か0.279と非常に低く、空気力学的にも最適化された滑らかなボディを持ちます。
その軽量化を実現するために、SSCはボディとシャシーだけでなく、カーボンファイバにて作られたワンピースホイールを採用しており、このホイールは20インチをセットし、フロント245/35、リヤ345/25のミシュラン製パイロットスポーツカップタイヤを装着します。

車体サイズについては、全長4,420mm×全幅2,000mm×全高1,100mm、ホイールベース2,670mmと、まさしくニュージーランド産のトカゲ「トゥアタラ」の名にふさわしいロング感を持っています。

なお、このモデルの完成時期は5月末予定で、2019年8月には初期ロットモデルが納車される予定となっています。

【Tuatara | Chassis Dyno】

【Tuatara | Spring Drive】

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