日産「スカイラインGT-R」専用コンポーネントが新たに追加発表。何と今度はエンジンブロックとシリンダーヘッドが登場

2020-05-27

「スカイラインGT-R」専用パーツが更に追加発表

日産は、2017年後半頃より、過去の主要モデルを少しでも長く所有してもらえるように、設計当時のスペアパーツを供給するニスモ・ヘリテージ・パーツ(NISMO Heritage Parts)部門を発表。
このプログラムでは、日産と日産自動車スポーツ、Autech Japan及びサプライヤによる共同プロジェクトによって、その第一段階としてスポーツモデル「スカイラインGT-R BNR32」のためのパーツが2017年12月1日より供給スタートしましたが、今回は更にラインナップを拡大するため、「スカイラインGT-R BNR32/BCNR33/BNR34」を含む、従来のスカイラインGT-R専用のエンジンブロックとシリンダヘッドを販売することが発表されました。


エンジンの修理もこれで復活に?

まず、最も注目されるであろうRB26エンジン専用のエンジンブロックとシリンダーヘッドですが、これについてはそれぞれ170,000円の販売となっています。
そして更に強化されたRB26DETT N1エンジンブロックも提供する予定で、これについては更に価格が跳ね上がる425,000円の販売になるとのことで、個体は眠っていてもエンジンの不具合によって修理等が不可だと思われていたモデルが、またもや復活する可能性が浮上。
日本に限らずですが、こうしたモデルは海外でも大きな注目を受けることは間違いないでしょうね。

なお、これらのパーツ以外においても、「BNR32」専用のフロントバンパーや交換用ルーフ、そしてあらたな リヤボディパネルもラインナップするとのことですが、これらは85,800円~180,000円の価格帯となるものの、工賃は別途発生となるため、更なる高額費用が発生すると予想されます。

今回発表されたパーツ類については、明日の4月1日より出荷スタートになるとのことで、更に今後はエンジンハーネス等も追加ラインナップする予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS