マクラーレン・最新GT(グランドツアラー)モデルの開発車両が登場。こんもりしたスタイリングでリヤテールは「スピードテール」風

2020-05-27

~マクラーレン最新GTモデルが早くもフランス・パリにて登場~

マクラーレンがラインナップするカテゴリとして、「スピードテール/マクラーレン・セナ/P1」といったトップグレードを意味する”アルティメットシリーズ”や、「720S(スパイダー)/675LT(スパイダー)/650S(スパイダー)」のハイパフォーマンスモデルを意味する”スーパーシリーズ”、そして「570S(スパイダー、GT)/540C」といったエントリーモデルを意味するスポーツシリーズの計3つのカテゴリによって分類されています。

今回この度、新たなカテゴリとして”グランドツアラー(GT)”がラインナップされることが明らかになっていますが、早くもこの最新カテゴリに分類される開発車両が、フランス・パリにて目撃されています。


~存在感抜群で大柄なボディ、リヤデザインは「スピードテール」を模倣~

今回目撃されている開発車両は、リヤデザインを示す一枚の画像のみとなりますが、ティーザー映像にて公開されていたモデルよりも想像以上にこんもりしたボディで、おそらくエンジンはリヤミドシップになることが予想されます。
そして、リヤテールランプは「スピードテール」と同様のフラット式を採用していますが、ウィンカー(もしくはハザード)は流れるタイプのシーケンシャルである可能性が高そうです。

また、今回はかなり渋滞した街中にてテスト走行が行われているため、もしかしたら実用的なテスト(コンセプトは遠出且つ長時間ドライブも可能なトラベルモデル)を行っているのかもしれません。

このモデルについて、マクラーレンCEOのマイク・フレウィット氏は「ロングドライブ用に設計された車であり、グランドツアラーに期待される快適さとスペースも提供する車であり、このセグメントモデルでは経験したことのない俊敏性を備えている。そしてそれは、グランツアラーの中で最も軽量なモデルになり、最高のパワーウェイトレシオ比と「スピードテール」のDNAを共有する唯一のグランドツアラーになる」と説明しています。
なお、この最新モデルは2019年後半に発売される予定となっています。

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