フェラーリ「アストンマーティンが中型ミドシップモデルを販売?いつでも歓迎する、但し本当に勝てるならの話だが…」

2020-05-27

~フェラーリとアストンマーティンは本当に対等な戦いができる?~

先月開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、アストンマーティンは新たなるミドシップスーパースポーツ「AM-RB 003」を発表したことに加え、現行「ヴァンキッシュ」の後継モデルでエンジンレイアウトをフロントマウントからリヤミドシップへとダイナミックに変更した「ヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプト」を発表し、市販化への意欲を見せています。

今回の発表について、大きくライバル視しているフェラーリCEOのLouis Camillieri氏のコメントによれば、「アストンマーティンよりミドシップモデルが登場するのは大歓迎だ。ただし、本当に勝てる自信があるかはわからないが、私たちはその挑戦を対して全力で返すだけだ」と説明しています。


~フェラーリ以外にもマクラーレンやランボルギーニを忘れてはいけない~

なお、アストンマーティンが発表している「ヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプト」の直接的なライバルには、フェラーリ「F8 Tributo(トリブート)」やマクラーレン「720S」、ランボルギーニ「ウラカンEvo」が対象になっていると予想されます。
スペックは明確になっていませんが、恐らくV6ツインターボ+電気モータのハイブリッドパワートレインを搭載すると考えられ、最高出力700hp以上を発揮すると思われます。

その他、直線性におけるパフォーマンス性についてもまだまだ明確にはなっていませんが、ダウンサイジングターボエンジンのハイブリッドエンジンであれば、車体重量はある程度重くなると考えられ、モータによるアシスト力を以てしても加速力がドラッグレースの帝王であるマクラーレン「720S」に勝るかどうかはかなり難しいところではあります。

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Reference:CARSCOOPS