ブガッティが2023年までに2ドアクロスオーバーモデルをリリース予定。最高出力はほぼ1,000馬力、年間800台生産する模様

2020-05-27

~やっぱりブガッティからクロスオーバーモデルが登場する模様~

先日のスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、ブガッティは究極のワンオフモデルで約14億円(諸々込で約21億円)もする「ラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)」を発表しましたが、イギリスのカー雑誌Carの情報によれば、既に新たなモデルとして2ドアクロスオーバーの開発計画が進められていることが明らかとなりました。

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~ブガッティは元々SUVモデルを発売しないと言っていたが…~

元々ブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏は「我社からSUVを発売することはない」と説明していましたが、ただこのモデルは厳密にはSUVではなく、スーパースポーツとクロスオーバーの中間に位置するマッシュアップモデルになるとのことで、ブガッティとしては”クーペユーティリティビークル”と呼んでいて、ランボルギーニのSSUV「ウルス」よりも更にハードコアなモデルになると言われています(ちょっと屁理屈にも聞こえますが…)。
そして、この最新2ドアクロスオーバーモデルは、フォルクスワーゲングループのパーツと共有されるものはなく、ブガッティの完全オリジナルになるとのこと。

~パワー出力はほぼ1,000馬力を発揮、生産台数も年間800台?!~

気になるパワートレインについてですが、噂によればV型8気筒ツインターボエンジン+電気モータのハイブリッドを搭載し、システム総出力はほぼ1,000hpを発揮し、ランボルギーニ「ウルス」の641hp(650ps)やポルシェ「カイエン・ターボS Eハイブリッド」の670hpよりも更に強力な一台になると思われます。

そしてこのモデルの気になる販売時期については、今のところ2023年に量産がスタートする予定で、年間800台生産を目標にしているようです(「シロン」は限定500台のみ)。
この情報を見る限りでは、ブガッティのクロスオーバーモデルは、これまでブガッティが掲げてきた独自の審査や”常軌を逸した価格設定”からは外れたエントリーモデルになることが大いに予想されますね。

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Reference:motor1.com