V6ハイブリッドを搭載する次期フェラーリミドシップモデルの開発車両をキャッチ。プラットフォームはSUV「Purosangue」と共有するとの噂、エンジンサウンドはほぼ無音

2020-05-27

~フェラーリの次期ハイブリッドモデルはハイパフォーマンス風のマフラレイアウトに?~

2019年5月頃より発表予定のフェラーリ・V6ミドシップハイブリッドモデル「(仮)ディーノ」と思われる開発車両をキャッチ。
現時点では、まだどういったデザインにて登場するのかも明らかにされていませんが、以前とかわらずでカモフラージュは相当に分厚めですし、どういったスタイリングを持つかまでははっきりとわからないものの、上の(解像度は低いですが…)スパイショットを見てみるとリヤエンドの中央にデュアルエキゾーストパイプのようなものが確認できますね。


~アイドリング時や低速走行時はほぼ無音という目撃情報も~

恐らくレイアウト的には「488ピスタ」やランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ/アヴェンタドールSVJ」、マクラーレン「720S」に近いものになると予想していますが、加えて目撃情報をよると、エンジンサウンドは控えめで、加速する直前までは「アイドリングの音すらも全く聞こえなかった」ということを考えると、やはりハイブリッドの可能性が非常に高いものと考えられますね(実は知人も仕事の関係でイタリアに居て、謎のフェラーリっぽい開発車両を何度か目撃し、停車時や低速走行時のエンジンサウンドは全く聞こえなかったとのこと)。

なお、搭載されるであろうパワートレインは、今のところアルファロメオ「ジュリア/ステルヴィオ」の最上位グレード・クアドリフォリオにも採用の排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モータ(HY-KERSに近い?)のハイブリッドシステムを搭載予定で、更にマセラティの排気量3.0L V型6気筒エンジンも参考にした新開発エンジンになるとの噂もあるようです。

気になるプラットフォームについてですが、新型「F8 Tribuo(トリブート)」のアーキテクチャではなく、次期フェラーリのSUV(FUV?)モデル「プロサングエ(Purosangue)」に搭載されるアーキテクチャと共有する予定で、軽量化も施されるとは思いますが、やはりハイブリッド特有の重さがどうしても課題にあるようで、この辺りも含めパフォーマンス面ではどういった改良が施されるのかも注目したいところです。

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Reference:autoevolution