レクサスがブラジャー?ミラノ・デザインウィークにて、レクサス・デザイン・アワード2019グランプリ作品が決定に

2020-05-27

~今年もレクサス・デザイン・アワードが発表~

先日、イタリア・ミラノにて開催されたファッションウィークにて、レクサス・デザイン・アワード2019(Lexus Design Award 2019)グランプリ作品が発表されました。

今回のイベントの概要等については以下の通り。

◆「LEADING WITH LIGHT」概要
LEXUSのインスタレーション「LEADING WITH LIGHT」はコラボレーションデザイナーにアーティスト集団Rhizomatiksを迎え、ミラノデザインウィークの中心地トルトーナ地区、Superstudio Piùにおいて2019年4月9日~14日まで開催されます。テクノロジーの発達が目覚ましい現代において、人とテクノロジーの関係性をテーマに、LEXUSが考える人とテクノロジーの関係性の未来を表現します。Rhizomatiksによるメインインスタレーションでは、暗闇に動く無数の光線が、人間の動きに呼応するようプログラムされたロボットやパフォーマーと一体となり、明るい未来へと導くLEXUSの思想“Human-centered”(人間中心)を体現。来場者にも、自身の動きに呼応した光に導かれるインタラクティブな体験を提供します。

◆LEXUS DESIGN AWARDについて
2013年にdesignboomの協力のもと創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際的なデザインコンペです。 よりよい未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としています。 同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を6名の入賞者に提供し、入賞作品デザイン界でも最大級のイベント、ミラノデザインウィークで展示されます。


~最も魅了された作品は「ブラジャー」~

このイベントでは、LEXUSが重視する3つの基本原則「Anticipate(予見する)」「Innovate(革新をもたらす)」「Captivate(魅了する)」を評価基準としていて、社会や個人のニーズを予見し、革新的なソリューションで、観衆や審査員の心を魅了するアイデアを募集。
その中で、何とも独創的なレクサス・デザイン賞を受賞した特製ブラジャー「Algorithmic Lace(アルゴリズミック・レース)」が公開されています。

この作品は、一般的に数学やコンピュータに関連するものであるアルゴリズムを繊維製品のアプリケーションにて使用するしているとのこと。
具体的には以下の内容の通りで、ここにレクサスのスピンドルメッシュグリルをイメージしたクールで斬新なデザインな取り込まれているのだと思います。

3Dのレースを作る新しいメソッドを用いて製造された、乳房を切除した人のためのカスタムメイドのレース製下着。乳房切除手術後に多くの方々が抱く下着への不快感を取り除き、彼女たちの新しい人生に自信を与える可能性を秘める。

この画期的なブラジャーを作製したのが、リサ・マークスさんと呼ばれる人物。
持続可能なものづくりを支援する方法を手芸とアルゴリズムデザインを組み合わせることで模索するインダストリアルデザイナーであり、パーソンズ美術大学で美術学修士号を取得。現在はジョージア工科大学で教員を務めているとのこと。

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Reference:LEXUS