【世界限定10台のみ】アポロ究極のV12モデル「IE(Intensa Emozione)」の生産準備がようやく完了へ。但し、とんでもない裏切りの可能性の?!

2020-05-27

~量産モデルは、これまで目撃してきた「IE」と全く同じデザインになるとは限らない?!~

ドイツのスーパーカーメーカであるアポロ・オートモービルが、世界限定10台のみ販売したノンハイブリッドハイパーカー「IE(Intensa Emozione)」の生産準備が遂に整ったことを明らかにしました。
アポロ「IE」の最終仕上げに取り掛かる際、メルセデスベンツ「CLK GTR」等も手掛けたHWA AGと呼ばれる企業との連携によって完成する流れとなるのですが、アポロの公式サイトより、どうやらプロトタイプモデルと量産モデルが全く同じになるとは限らないことが分かりました。

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~シャシーの構造に合わせて外観は変更となる可能性はあるも、スペックは基本的に変わらず~

昨年11月、日本の鈴鹿サーキットに「IE」のプロトタイプモデルが登場しましたが、どうやらこのモデルとは異なるデザインになるかもしれないということですが、一体どれだけ異なるデザインとなるのかが非常に気になるところですね。

この情報は、アポロの公式サイトにて明らかにされたことで、シャシーはHWA AGとの協力によってカーボンファイバ製シャシーを開発し、これにはカーボンモノコックだけでなく、カーボンサブフレームやクラッシュ構造も含まれています。

そしてもう一つは、FIA LMP2安全要件を満たした設計になっているとのことで、将来的にはル・マンレースにも挑戦する可能性を示した設計になっているということ。
基本的には、デザインに大きな変更はないとは思いますが、現実問題として国々の基準をクリアできないような設計となっている場合は、大幅な設計変更が見直されることもあり得るかもしれませんね。

アポロ「IE」の気になるパワートレインについてですが、排気量6.3L フェラーリ製V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780hp/最大トルク759Nmを発揮。
直線的なパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は2.7秒、最高時速は330km/hにまで到達します。
車体重量は1,250kgと驚異的な軽さを実現するだけでなく、300km/hに到達する際のダウンフォースは「マクラーレン・セナGTR」よりも強力な1,350kgを発生します。

なお、販売された台数10台全て完売しており、最初に納車される個体は今年後半ごろを予定しています。

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Reference:Zero2Turbo