遂にホンダ・新型「フィット」にEVモデルが登場へ。スペックも明らかになり、その開発車両も目撃される

2020-05-27

~遂にEV仕様「フィット」の開発車両が登場~

インド仕様のホンダ・新型「フィット(海外名:ジャズ)」と思われる開発車両が、インド・デリーにて目撃されています。
今回目撃されている個体は、100%EVモデルでデザイン的には第2世代となる「フィット2」(とりあえず「フィットEV」と仮名)がベースになっているようです。

細かいフロントフェイスを確認することはできませんでしたが、足元にはユニークな15インチアルミホイールを装着し、フィンタイプのアンテナ、リヤガラスに沿って下に延びる独特の形状を持つリヤスポイラーが確認できます。


~既にスペックも判明し、低コスト化に向けて着々と開発が進行中~

更にリヤデザインも確認でき(FITではなくJAZZのプレート)、ボディカラーと同色素地となるテールゲートガーニッシュや専用リヤバンパーが装着されていますが、この辺りは第2世代のリヤエンドにてカモフラージュしているだけなのかもしれません。

ちなみに、新型「フィットEV」に搭載される電動パワートレインには、MCF3電気モータが使用され、最高出力125ps/3,695rpm~10,320rpm、最大トルク256Nm/3,056rpmを発揮。
バッテリについては、東芝製の20kWhリチウムイオンバッテリを搭載し、JC08モードでの航続可能距離は225kmを実現するものの、そこまで高いスペックではないことが確認できます。

充電ポートについては、右側にスタンダード用のポート、左側には急速充電用のポートが設けられ、スタンダードの場合であれば、AC200/15Aの充電でバッテリ残量低下警告が出てからフル充電するまでに約6時間かかります。
その一方で、高速充電を利用した場合は約20分で80%レベルまで充電することが可能になっています。

なお、このEVは近日中に販売される個体ではなく、2023年~2024年に発売される予定で、このタイミングに合わせて日本でも導入される可能性が高いと考えられます。
航続可能距離については、150~200kmで低コストに抑えた一台を作り上げることが大きな目標になっているものの、具体的な価格帯については一切不明ですが、恐らくガソリン・ハイブリッドモデルとほとんど差の無い価格設定にしてくるのではないか?とも言われています。

☆★☆新型「フィット(FIT)」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:IndianAutosBlog