ロシア・プーチン大統領専用車のアウルス「セナート・コンバーチブル」の姿が明らかに!これって、ロールスロイス「ドーン」じゃない?【動画有】

2020-05-27

~遂に「セナート・コンバーチブル」の姿が明らかに!~

ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領の公用車両としてもお馴染みのロシア産高級自動車メーカ・アウルス(Aurus)「セナート(Senat)」ですが、このモデルをベースにしたオープントップモデル「セナート・コンバーチブル」が、一切カモフラージュ無しの状態にて目撃されています。

今回も、前回同様にレッドスクエア(赤の広場)にて5月9日の対ドイツ戦勝記念日(別名:勝利の日)の軍事パレードランに向けたリハーサル用として登場していますが、その姿は非常にダイナミックで2ドアモデルとは思わせない程に目立ちにくいショルダーラインを採用しています。


~見れば見るほどにロールスロイス感満載~

リヤデザインも明らかになっていますが、よりフラットなトランクと電動格納式のソフトトップルーフを収納する大型コンパートメントを備える、ユニークなリヤエンドが確認できます。
なお、オープンモデルにすることで、全高も20mm程低くなっているとのことですが、これについて詳細や理由は明らかにされてません。

改めてフロントデザインを見てみると、やはりその迫力ある姿はロールスロイス「ファントム・ドロップクーペ」にも見えますが、オープン2ドアモデル「ドーン」にも見えてきました。
流石にここまでデザイン性が酷似していると、ロールスロイスサイドも平然と黙っているわけにはいかないと思うのですが、ロシア大統領お墨付きの一台ということもあってか、中々アクションを起こすことが難しいのかもしれません。

こちらはインテリア。
何と助手席の取外しや、パレードラン時に立っている間に使用できる頑丈なハンドグリップも取り付けられていますが、これはあくまでも軍事パレード用に特注に作られたものだと思います。
ただ、雨や猛吹雪にも耐えることのできる特別な防湿材料も使用されているとのことで、そのあたりには標準モデルでも共通化されているのかもしれません。

こちらはステアリングホイール周り。
ステアリングはシンプルな2スポークタイプで、多機能スイッチはあるものの、そこまで複雑な配置になっていないところがグッドポイント。

気になるパワートレインについてですが、「セナート」同様に排気量4.4L ポルシェ製V型8気筒エンジン+電気モータのハイブリッド仕様になると思われ、最高出力も変わらずの598hp/最大トルク880Nmを発揮するものと思われます。
トランスミッションは、9速ATで、駆動方式は四輪駆動(AWD)を搭載します。

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Reference:CARSCOOPS