ランボルギーニ「今後2年間は第4の新モデルは登場しない。さらにブランドを洗練させる」←これは一体どういう意味?

2020-05-27

~「ウルス」の販売によってランボルギーニは更に加速し続ける~

ランボルギーニは現在、フラッグシップモデルとなる「アヴェンタドール」とエントリーミドシップ「ウラカン」、そしてSUVモデル「ウルス」の計3種類を主要ラインナップとして販売しています。
その中でも「ウルス」の人気は相当に高く、2017年の年間販売台数3,815台から、2018年には5,750台と51%も増加し、更なる販売台数の増加を見込んでスタッフの増員や新施設、研究開発のためのリソースを追加する等、次世代の新技術を生み出していくため常に進化し続けています。


~ランボルギーニはより顧客との距離感が縮まっていく身近なブランドに?~

そんな中、ランボルギーニの最高営業責任者であるフェデリコ・フォスキーニ氏の説明によれば、「今後数年間(少なくとも2年間)は3種類を主要ラインナップとし、安定して台数が売れるまでは最新型を販売することは無い。もちろん、その間には既存モデルの派生版等も登場すると思うが、ランボルギーニは何もしないまま2年間を過ごすわけではない」と説明しています。

ちなみに、「アヴェンタドール」の置き換えモデルや、「ウルス」のハイパフォーマンスモデルも”確実”に登場してくると強気の発言をしているとのこと。
なお、ランボルギーニは現在、ブランドの安定化に注力しているようで、今回のように「ウルス」を購入した7割がランボルギーニの新規顧客であり、大多数がほぼ日常的に「ウルス」を運転しているとのこと。
これは、車両整備及び一般的な顧客とのやり取りに関する新たな課題となっていて、今後数年間は、ブランドの拡大化ではなく、ブランドを洗練させることが重要視されていることから、更に顧客とランボルギーニとの距離感を縮めていく方針へとシフトしていくことで、顧客満足度を高めていくのだと思われます。

ちなみに、ランボルギーニが現在開発を進めている第4のモデルの詳細は明らかにしていませんが、よりオフロード向けのSUVなのか、アストンマーティン「ヴァルキリー」のようなハイパーカースタイル、更にはポルシェ「パナメーラ」のような4ドアシューティングブレーク風(エストーケコンセプト)といった、新たなスタイルを持つモデルがラインアップされるかもしれません。

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Reference:motor1.com