0-100km/h加速1.9秒のテスラ「ロードスターⅡ」の航続可能距離は1,000km以上で確定。価格約2,200万円でこのスペックはコスパ最強過ぎた件

2020-05-27

~「ロードスターⅡ」は圧倒的なエコスーパースポーツになる~

テスラの次世代オールEVハイパフォーマンスモデル「ロードスターⅡ」。
「モデルS/モデルX/モデル3」のデュアルモーターシステムとは異なり、トリプルモーターを搭載することでパワーを大幅に向上させ、更に駆動方式は安定度の高い四輪駆動(AWD)、そして直線のパフォーマンス性として0-100km/hの加速時間が1.9秒という世界で最もエキサイティングな一台となっています。

そんな「ロードスターⅡ」の航続可能距離ですが、2017年11月のテスラ・セミイベントでは、テスラCEOであるイーロン・マスク氏が「フル充電で1,000km走行できることを約束する」とコメントしていましたが、今回新たにツイッターにて「航続可能距離は1,000kmを超えるだろう」と言い換え、更なるコストパフォーマンスの高い一台になることを明らかにしました。


~コスパも圧倒的過ぎてライバルがいない件~

イーロン・マスク氏によれば、この次世代「ロードスターⅡ」が、”最高の加速と最高速度・最高のハンドリング”であると同時に、最速のガソリンスポーツカーよりも速い電動スポーツカーであることの重要性を語っています。
ここで示されるガソリンスポーツカーは、ハイブリッドモデルも含めるブガッティ「シロン」やマクラーレン「スピードテール」、アストンマーティン「ヴァルキリー」等が挙げられますが、これらよりも性能に優れ、それでいてコストパフォーマンスにおいても圧倒的に優れていることを証明しています。

将来的に内燃機関モデルが淘汰されていく一方、電気自動車モデルが圧倒的に主流となっていく自動車産業において、驚異的なパフォーマンスを持つのはテスラだけに留まらず、クロアチアの新興自動車メーカ・Rimac(リマック)も同じで、第二世代モデルとなる「コンセプト・ツー(C_Two)」を開発し、直接的なライバルとしてテスラ「ロードスターⅡ」をピックアップしています。
ですが、「コンセプト・ツー(C_Two)」は高性能であっても価格帯が2億円以上となるため、コストの面では圧倒的にテスラが上になります(ちなみに次世代「ロードスターⅡ」は約2,200万円程)。

なお、次世代「ロードスターⅡ」のパワートレインは、明確なスペックは明らかになっていないものの、200kWhのバッテリパックを持ち、0-100km/hの加速時間は1.9秒、0-400mは8.9秒、そして最高速度は402km/h(マクラーレン「スピードテール」と同じ)となります。
そして、テスラのテストドライバであるエミール・ブレット氏によれば、これらの数値は”保守的”であり、完成品は更に速くなるだろうとコメントしています。

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Reference:autoevolution