日産・新型ジューク(Juke)の開発車両がまたまた登場。デイタイムライトはシームレス、Vモーショングリルも大型で間違いなくクールに

2021-05-31

今までで最も間近で目撃された新型ジュークの開発車両

日産の新型コンパクトクロスオーバーモデル・ジューク(Juke)の開発車両が度々目撃されていますが、今回は更に間近で別の角度から確認された開発車両がスペインにて目撃されています(牽引力のテスト中?)。

新型ジュークでは、フロントLEDデイタイムランニングライトがブーメラン形状からシンプルなストレートのシームレスタイプに変更されることが確認できます。

何かと不評だったデイタイムランニングライトですが、今回のフルモデルチェンジによって三菱・新型デリカD:5やエクスパンダーのような釣り上がり式でアグレッシブなデザインとなります。

少し確認しにくいですが、ウィンカー部分がデイタイムランニングの真下部分にあると思われ、これはこれでかなりクールで高級感のあるデザインとなりそう。

さすがに流れるタイプのシーケンシャルウィンカーではないと思いますが、この位置で点滅するウィンカーも中々にイケるんじゃないかと思ったりします。

また、日産のアイデンティティともいえるVモーショングリルももちろん採用され、そのグリルのサイズ感は相当に大きくなり、パッと見で日産のクルマであることがすぐにわかるダイナミックなデザインとなっています。

デイタイムランニングライト下にあるフロントヘッドライトの形状については、カモフラージュが相当に分厚めなのでわかりにくいですが、恐らく丸型だと予想。このあたりは現行モデルからそのまま引き継ぐのではないかと思います。


車格は結構大柄になる?

こちらはサイドのスタイリング。

ルーフレールの出っ張りが気になるところですが、このあたりはメーカオプションにて設定変更が可能になるでしょう。

ルーフラインは、意外にもフラットに近く、後席のスペースはそこそこに広そうな予感がします。

プラットフォームは変更され、ホイールベースの延長や全長×全幅もサイズアップ、全高は低くなると思われ、トータル的に見ても車格はそこそこ大きくなるのではないかと予想しています。

足元のホイールは、SUVチックなデュアル5スポークホイール(17インチぐらい?)を装着していますが、これはグレードによって大きくデザインが異なると予想。

こちらはリヤデザイン。

現行キャッシュカイのようなブーメラン形状のリヤテールランプを採用し、マフラは左側に1本だけ出ているような感じですね。

トータル的に見ても、今回登場する予定の新型ジュークはかなり期待のできるデザインだと思っていますが、ここから更に変更が施されると思います。

よりアグレッシブなデザインになるのか、それとも柔らかい表情になるのかはわかりませんが、少なくとも現行モデルよりもクールになることは間違いないと思います。

気になるエンジンについては、新開発の排気量1.5Lの自然吸気エンジンと、排気量1.6Lのターボチャージャーエンジンの2種類のガソリンエンジンをラインナップし、ディーゼルエンジンの代わりにe-Powerシリーズのハイブリッドパワートレインをもラインナップされる予定となっていて、eペダルと呼ばれるアクセル一つで加速・減速・停車の3役をこなすシステムも搭載されるかもしれません。

これは前回の記事でもご紹介しましたが、次期ジュークではキャッシュカイ/エクストレイルやルノー・カジャー/コレオス等にも搭載されるCMF-Bプラットフォームを採用する予定となっていますが、スタンダード仕様の「CMF-B LS」とハイパフォーマンス仕様の「CMF-B HS」(おそらく剛性や振動を抑えた高品質タイプ)の2種類存在するなかで、後者の「CMF-B HS」が採用される可能性が高いと言われています。

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