クリスティアーノ・ロナウド選手が20億円以上のブガッティ・ワンオフモデル「ラ・ヴォワチュール・ノワール」のオーナー説は完全なるガセ。某ブガッティオーナー「全く根拠が無く真実ではない」

2020-05-27

「ラ・ヴォワチュール・ノワール」のオーナーはクリスティアーノ・ロナウド説→完全なるガセ?!

今年3月にスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、ブガッティが唯一のブガッティ愛好家のために特別に製造し、更にはその価格が20億円以上もすると言われるワンオフモデル「ラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)」が、元フォルクスワーゲン会長のフェルディナンド・ピエヒ氏のためではなく、プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏のために作られていると、スペインのメディアが報じていました。

これについて、スーパーカーのマニアックな情報を知るTheSupercarBlog.comによると、「クリスティアーノ・ロナウド氏がオーナーであるという情報は完全に間違っている」と説明しており、加えてブガッティモデルを複数所有する某オーナーの情報によれば、その主張は全く持って根拠が無く真実ではない、とコメントしている模様。


~なぜロナウド氏がオーナーでないと言い切れるのか?~

ただ、上記にも挙げたとおりフェルディナンド・ピエヒ氏のために確実に作られているという情報も無いため、具体的に誰のために作られているのか?までは明らかにされていないものの、100%ロナウド氏ではないと完全否定している辺り、もしかするとこのブガッティオーナーは同氏と交流がある人物なのかもしれませんね。

「ラ・ヴォワチュール・ノワール」は、1930年代に僅か4台のみ製造された「Type 57 SC Atlantic」のオマージュモデルとなっています。
「ラ・ヴォワチュール・ノワール」は、フランス語で「The Black Car”黒い自動車”」を意味していて、その外観を見ての通りクラフトマンシップに乗っ取ったオールハンドメイドのグロスブラック仕上げのカーボンファイバ製ボディに仕上げられています。

気になるパワートレインですが、ブガッティ「シロン/シロン・スポーツ/ディーヴォ」と変わらずの排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスについては、明確な情報は無いものの、車体重量がそれなり増加している可能性が高く、0-100km/hの加速時間は2.5秒以上になる?との噂も報じられています(「シロン」は2.5秒未満)。

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Reference:TheSupercarBlog.com