ランボルギーニのトップエンドモデル「アヴェンタドールSV」を見てきた!オーナーのこだわりと強い想いが詰まった一台

2019-05-05

~まさかこんな身近なところに「アヴェンタドールSV」オーナーが存在していたとは~

昨年の夏以降、公道ラリーレース・ガムボール3000(GUMBALL3000)や小松どんどんまつり2018にて登場したレッドカラーのランボルギーニ・フラッグシップハイパフォーマンスモデル「アヴェンタドールSV」。
こちらの個体、現在福井県で唯一存在する一台であり、今回ちょっとしたご縁もあって特別に拝見させていただきました(オーナー様には心より感謝申し上げます)。

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今回拝見させていただいた「アヴェンタドールSV」は、これまで日本にて販売されてきた中でも結構珍しいレッド系のロッソ・マーズ(Rosso Mars)。
このモデルより採用されたワインレッド系のロッソ・ビア(Rosso Via)や、少しパープル系の要素も入ったロッソ・タルガ(Rosso Targa)等は拝見してきましたが、今回のようなシンプルなレッド系は初めて。かなり貴重な一台となっています。

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~なぜ「アヴェンタドールSV」なのか?~

サイドのスタイリングは、ステルス戦闘機をモチーフにしつつ一筆書きを意識した究極の低さを追求。
フロントエンドからAピラーにかけて傾斜角はほぼ変わらず、それに沿うような形でフロントウィンドウが張りつけられているようなイメージですが、とにかく視界は悪く、ドライバの想いを良い意味で裏切るデザイン性だと思います。

ちなみに、こちらのオーナーさんも「アヴェンタドールSV」を購入するきっかけとなったのが”エクストリームなスタイリングであること”と、ランボルギーニのトップエンドモデルだから。
これまでポルシェ「911GT3RS」やフェラーリ「チャレンジストラダーレ」他、そしてランボルギーニ「ディアブロGT」等を乗り継いできたからこそ、今までにない”非日常の世界を得られる一台”が「アヴェンタドールSV」だったのかもしれません(「ディアブロGT」のMT操作に疲れてしまったとは口が裂けても言えません…)。

リヤクォーターパネル周りは、クルマとは思えないの程の複雑な造形を描いていますね。
因みにリヤフェンダーに貼付されるビッグ”SV”ロゴステッカーはオプションで約70万円程、これがペイントになると約150万円にまで跳ね上がります。

~ここがオーナーのこだわりポイント!~

足元には純正ホイールではなく、社外メーカであるセンターロックタイプのForgedホイールを装着。
2ピースロックナット構造に加えて、リム周りにはキャンディレッドのペイント、そしてY字スポークにはグロスブロックペイントにて仕上げるなど、オーナー様の隠れた強いこだわりが垣間見えます。
そしてブレーキキャリパもレッドにて塗装され、骨の髄までレッドで統一してくる辺りはかなりセンスが光ります。

こちらはリヤデザイン。
光の逆光で少し見えにくいですが、リヤエキゾーストパイプは純正ではなく安定のパワークラフト(パワクラ)をインストール。
高速での走行時は基本的にバルブオープンとのことですが、バルブクローズでもバブリングはかなりの轟音。
フェラーリの官能的なV8/V12サウンドとは全く異なり、ランボルギーニの荒々しくも男らしいV12サウンドは唯一無二ですね。こういったサウンドパフォーマンスを発揮するところは、実質的な走りを追求するフェラーリやマクラーレンには無い要素だと思います。

~純正の細部にはとにかくカーボンを採用~

リヤエンドのブラック部分はドライカーボン仕上げで軽量化が施されていますが、こうしたウネリに加えて、スペースシャトルのようなスリット溝の深いリヤディフューザーも「アヴェンタドールSV」らしい特別なデザイン性を持っています。

ちなみに、ランボルギーニのトップエンドモデルになるとブラックパーツの使用比率が一気に上がってくるのですが、個人的には「アヴェンタドールSV」のブラックパーツの使用比率がダントツで好みだったりします。

リヤエンジンフードにはカーボンファイバ製のルーバーを装着。
オプションにて視認性を考慮したガラスフードも装着可能ですが、こういったモデルともなると視認性だとか実用性とかは完全無視して、見た目重視で考えた方が良いでしょうね。そういった意味ではカーボンファイバ製ルーバーは大正解だと思います。

~インテリアには今まで見たことない隠れたこだわりが~

続いてはインテリアを見ていきたいと思います。
「アヴェンタドール」は、横開きではなく上にオープンするシザードアを採用。
「カウンタック/ディアブロ/ムルシエラゴ」の系譜を受け継ぐランボルギーニの象徴ですね。

ちなみにインテリアはこんな感じ。
ブラックを基調としたフルバケットシートに、ボディカラーと共通となるレッドのY字ストライプが入ったオシャレなデザイン。シートベルトもレッドいうところが痺れます。

ちなみによ~く見てみると、シートには腰やお尻の負担を軽減するための座布団が敷かれていますが…

座布団もY字ストライプでレッドのカラードステッチを施したこだわりアイテム。
ランボルギーニのディーラオプションではなく、特注で作った座布団だそうです。
正直この発想は無かった…オーナー様のセンスには脱帽です。

センターコンソールはこんな感じ。
カーボンファイバのオーナメントパネルを背景に、センターにはレッドのフラップ付となるエンジンスタートスイッチ(別名:起爆スイッチ)が搭載されています。

こうしてみると、純正でも十分すぎる程に非日常感を味わえるスペシャリティモデルですが、隠れたところにオーナー様がこの個体を選んだ答えと想いが伝わってくる、まさにレッドカラーに見合う熱い一台だと思いました。
ツインクラッチやオープンモデルでもない、ちょっと世代が古かろうが、その古さを個性として活かすシングルクラッチとスピードを極限まで求めるクーペスタイル。
ここはランボルギーニの総合的な速さと利便性が欠けたところを求める上ではマストポイントになっているようです。

納車されて1年経過しているとのことですが、いつまでも乗り続けていて欲しいと思える1台と感じました。
またオーナー様は、このクルマを購入するまでの経緯もお話ししていただきましたが、過去にドラッグレースの経験もある生粋のクルマ好き。
様々なクルマに乗ってきた上がりの一台?として選択した「アヴェンタドールSV」ですが、まさに理想的なスーパーカーライフだと思います。

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