フェラーリは2022年以降よりマセラティへのエンジン供給をストップ。関係性を完全打ち切りに

2020-05-27

~フェラーリとマセラティとの繋がりに遂に終止符~

フェラーリ製エンジンを多く採用するマセラティですが、5月7日に行われたフェラーリの2019年第1四半期決算発表にて、マセラティへのエンジン供給を打ち切ると同時に、パートナーシップ契約も終了させることを明らかにしました。

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~フェラーリブランドを失うマセラティは今後どうなる?~

マセラティは、2002年以降フェラーリ製エンジンを採用し続け、ラインナップモデルである「ギブリ/クアトロポルテ/レヴァンテ/グランツーリズモ/グランカブリオ」には、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンや排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン、そして排気量4.7L V型8気筒自然吸気エンジンといった高性能ユニットを搭載してきましたが、2021年モデルを最後にそれ以降は別のエンジンへと移行されることとなります。

エンジン供給の打ちきりの理由の一つには、マセラティの経営不振も含まれているとは思いますが、もう一つはマセラティの今後のラインナップモデルがハイブリッド化並びにダウンサイジング化によって、エンジンを更にコンパクトに仕上げていく必要があるからだと思われます。

ただ、マセラティが将来的に自社製開発のエンジンを採用するのか、それとも他社製エンジンを採用してくるのかは不明なままとなっていますが、これによりマセラティのブランドイメージも大きく変化し、より高級志向になるのか、反対に現行よりもリーズナブルになるのかは定かではありません。

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Reference:CARSCOOPS