何これ?インドにて、ホンダ「アメイズ(Amaze)」ベースの日産「IDx Nismoコンセプト」風のチューニングモデルを公開

2020-05-27

~これは一体なに?何ともマニアックなカスタムモデルが登場~

ホンダは、昨年のオートエキスポ2018にて新型「アメイズ(Amaze)セダン」を発表し、「アコード」と「シビック」の中間的な立ち位置を持つモデルとして大きな注目を浴びましたが、インド市場を中心にアジアなどでも販売されるも、結果的には”中途半端なモデル”としてほとんど売れることはありませんでした。

今回、インド・ムンバイを拠点に活動するチューナーのExecutive Modcar Trendz(EMT)が、「アメイズ」をベースに日産・コンセプトモデル「IDx Nismoコンセプト」風にカスタムしたモデルを公開しました。


「IDx Nismoコンセプト」はこんなモデルだ!

ちなみに、今回カスタムの対象となっている「IDx Nismoコンセプト」がコチラ。
「IDx」は、往年の510型ブルーバードを彷彿させる3ボックスセダンスタイルで、1990年代以降に誕生したデジタル・ネイティブ世代をターゲットにした特徴的な一台となっています。
スタイリングが特徴的なのはもちろんですが、ホワイトを基調としながらもカーボンファイバブラックやワインレッド等の個性的なカラーやサイドマフラ等、日産のこれまでのコンセプトモデルではかなり珍しい一台だと思われます。

~細部にわたって意外にも忠実に再現されている~

こちらが今回のカスタムモデル。
上記にもある通り、スタイルベースはセダンになっているため、フロントプロファイルからのデザインではコンパクトハッチバック風にみえていましたが、サイドから見てみるとセダンのスタイリングはそのままに、リヤエンドのパーツはセダンとハッチバックの両方を組合わせたデザインだと思われるも、かなりこんもりしていますね。

マフラレイアウトは、リヤエンドではなくしっかりとサイドマフラへと変更されています。

足元のホイールは、デュアル5スポークタイプでBBSチックにも見えるスポーティ仕様。
4穴式ながらも16インチと中々の大口径。

リヤエンドはこんな感じ。
何とも不思議なデザインですが、「IDx Nismoコンセプト」に非常に近いデザインに仕上げられています。

ちなみにこちらが「IDx Nismoコンセプト」のリヤデザイン。
リヤエンドはほぼカーボンファイバパネルにて仕上げられているんですね。

~インテリアのレイアウトは特に変更なし~

インテリアはこんな感じ。
ステアリングホイールにはしっかりとホンダのロゴが残っていますね。
インパネ周りやセンターコンソールのシフトノブ、ダッシュボード周りなどは「アメイズ」のレイアウトそのものですが、ライトブルーとイエローのカラフルなデザインは、チューナーの完全オリジナルとなっています。

シートは合成皮革を採用し、ダイヤモンドステッチにて縫合することで高級感を演出しています。

「IDx Nismoコンセプト」のインテリアはこんな感じ。
MOMO製のフラットボトム式ステアリングホイールやカーボンファイバを使用したオーナメントパネル、レッドカラー仕上げのフルバケットシートの組み合わせは中々に強烈な仕上がりとなっていますね。

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Reference:CARSCOOPS