マセラティが絶賛迷走中。フェラーリ製以外のエンジンを採用するだけでなく、BMWの自動運転技術を採用する方向で検討中

2020-05-27

~マセラティは一体どこに向かっている?~

先日フェラーリが発表した決算報告に併せて、2021年以降のモデルに関しては、マセラティに対してフェラーリ製エンジンを提供しないことを明らかにしました。
そして今回マセラティは、BMWが近い将来採用するであろう自動運転技術を採用する方向で検討を進めているようで、更にはFCA(Fiat Chrysler Automobiles)として自動運転技術を搭載する最初のブランドになることがわかりました。

マセラティは、2017年にBMWが開催した自動運転技術コンソーシアムに出席し、自律システムの開発促進のために、Waymoとのパートナーシップを提携。
Waymoが提供する自律走行システムは、クライスラーのミニバンモデル「パシフィカ」にも採用されるとのことで、Googleの自動運転部門においても62,000台追加することが明らかとなっています。


~マセラティはフェラーリ頼みからBMW頼みにシフトするとの噂も…~

なお、先述にもある通りマセラティが今後フェラーリ製エンジンを搭載しない理由としては、フェラーリとのパートナーシップ契約が切れるためで、マセラティがこの契約を更新しなかったということから、少なくともマセラティ側が何かしらの理由で関係性を断ち切りたかったのかもしれません。

もちろん、これによってマセラティはフェラーリ製エンジン以外にも別メーカからの供給をを受ける可能性が出てきていますが、これがどのメーカからなのかは一切不明なままで、しかし噂では自動運転技術の提供を受けるBMWからという説もあるとのこと(信憑性は限りなく低いですが…)。

そうなると、エンジンも直列6気筒エンジンやV型8気筒エンジンがメインとなりそうですが、マセラティがこれまで売りにしてきた準フェラーリブランドを捨てて、別のセールスポイントを見出すことになるも、そもそもマセラティはどういった方向性へと定めようとしているのかが不透明なままに。

年内の最新モデル発表についても特に進展の情報が無い為、このまま何も進展が無いまま既存モデルを販売し続ける可能性も十分に高そう。
とりあえずは、今後の活動内容をしっかりと見届けていきたいところですね。

☆★☆マセラティ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS