フォードが中国専売モデル「トーラス(Taurus)」のフェイスリフトモデルを発表。アメ車とは思えぬ高級車っぽいルックスで2019年末に販売へ

2020-05-27

~フォードが中国市場向けにラグジュアリーセダンのフェイスリフト版を発表~

フォードは、2019年末の販売に向けた新たなフェイスリフト版となる4ドアセダンモデル「トーラス(Taurus)」を世界初公開しました。
今回発表された新型「トーラス」は、中国の富裕層向けに販売される中国専売モデルで、現行「Fusion」と同じCD4アーキテクチャを採用し、大型ながらもモダンなデザイン性を持つ高級車ルックな(アメ車らしくない)一台となっています。

なお、中国市場ではお馴染みでもあったホイールベースの延長は行っておらず、その代わりとして車体を全体的に大きくすることで室内空間に余裕を持たせたラグジュアリー仕様へと変化させているとのこと。


~見た目はちょっとアレにも似てる?~

気になるデザインについては、新たに再設計された六角形のヘキサゴンフロントグリルを採用し、フロントヘッドライトはどことなくBMW感を持ちつつも、ヘッドライト上部に設けられたウィンカーはストレートに設計され、更に流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用しているとのこと。

リヤデザインも大きく変化し、特にフロントエンドにはクロームトリムが追加され、更にその線に沿ってLEDリヤテールランプが装備されています。

足元には、高級感を持たせたフロントデザインとマッチするようにトリプル5スポークアルミホイールを装着しています。

なお新型「トーラス」では、最上級グレードVignaleを新しくラインナップするとのことで、更なる外観のエレガントさに加えて、エクストラクロームやブラックペイントされたルーフとムーンルーフのセット、2トーンの19インチアルミホイールを標準装備します。

気になるパワートレインについては、排気量2.4L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力245hpを発揮するモデルのみとなります。
新型「トーラス」は、長安フォード合弁会社によって製造されるとのことで、販売は2019年後半より開始する予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS