ピニンファリーナが、レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕500周年を記念した特別な「バッティスタ(Battsta)」を公開。特別ゲストにはあのF1ドライバ達が登場!

2020-05-27

~ド派手カラーの「バッティスタ」が世界初公開!~

先日、大英図書館にて開催されたマインド・イン・モーション展にて、ピニンファリーナが発表したハイパフォーマンスEVハイパーカー「バッティスタ(Battista)」をベースに、レオナルド・ダ・ヴィンチの生誕500周年を記念する特別モデルが世界初公開されました。

更に今回の展示会では、元F1ドライバにてお馴染みのニック・ハイドフェルド氏とニコ・ロズベルグ氏が特別ゲストとして登場し、特別な「バッティスタ」のアンヴェールショーを大きく盛り上げました。


~レオナルド・ダ・ヴィンチとのコラボは名誉ある一台~

今回発表された「バッティスタ」は、ブルーやホワイト、ティール、そしてレッドを組合わせたユニークなペイントカラーにて仕上げられ、エクストリームな見た目を更に過激に仕上げています。

今回のモデルに関して、ピニンファリーナのデザインディレクターであるルカ・ボルゴーニョ氏によれば「私たちのイタリアンデザインが世界にもたらしたことを誇りに思っていますし、このようなマインド・イン・モーション展にて出展させていただけることも誇りに思っています。レオナルド・ダ・ヴィンチは真のイタリアの天才であり、芸術やデザイン、工学分野を築き上げてきた最初の人物である。その人物に絡めた特別モデルとして出展できたことは光栄なことである」と語っています。

~「バッティスタ」ってそんなに凄いモデルなの?~

「バッティスタ」は、ピニンファリーナによれば”贅沢な電動ハイパーパフォーマンスGT”であると説明し、パワートレインとしては、4基の電気モータを搭載することでシステム総出力1,900ps/最大トルク2,300Nmを発揮。内燃機関モデルのトップモデルとも言うべきブガッティ「シロン(Chiron)」やケーニグセグ「ジェスコ(Jesko)」を圧倒する驚異的なスペックを持ちます。

なお直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2秒以内、0-300km/hの加速時間が12秒以内、最高時速は350km/hにまで到達します。
搭載されるバッテリーは、クロアチアの新興メーカであるRimac(リマック)製の特別な120kWh大容量バッテリーパックを採用し、航続可能距離は483kmと実用面においてもかなり充実した一台となっていますが、実走行でのパフォーマンスについては今のところ明らかにされていません。

ちなみに、「バッティスタ」は2020年に発売されるとのことで、生産台数は僅か150台となっています。
具体的な振り分けとしては、北アメリカとヨーロッパ、そしてアジア/中東に割り当てられ、販売支援をする25社~40社のニューヨークやロサンゼルス、トロント、バンクーバー、ロンドン、シュトゥットガルト、香港などの主要都市にあるディーラにて販売される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS