イタリアの新興メーカがランボルギーニっぽい過激なハイブリッドハイパーカーを発表。フェラーリ「SF90ストラダーレ」をも圧倒する1,010馬力を発揮【動画有】

2020-05-27

~イタリアの新興メーカがランボルギーニっぽいスペシャルモデルを発表~

5月29日(水)、フェラーリの最新プラグインハイブリッド(PHV)モデル「SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)」を世界初公開しましたが、今度はイタリアの新興メーカであるFV Frangivento社が、全く新しいPHVモデルとなる「Asfane DieciDieci」を世界初公開しました。

今回発表されたモデルは、何ともランボルギーニっぽいスタイリングを持った非日常的なハイパーカースタイルで、パガーニ「ウアイラ」等に近いガルウィング・ドアを採用し、カーボンファイバ製のスポイラーやルーフスクープ、OZレーシングホイール、更にはカーボンとアルミニウムを上手く使い分けたハイブリッドボディを採用する、究極の一台となります。


~リヤデザインはランボルギーニ以上に”ゴテゴテ”している~

デザイン性においてもかなりぶっ飛んでいて、ランボルギーニよりも更に過激なフローティングブレーキライトと大型リヤディフューザー、両サイド3本だしとなる6チップのエキゾーストシステムを採用。

リヤウィンカーに関しても、マクラーレンのように流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用していますね。

ルーフスクープ上には、イタリアの国旗を示すトリコローレストライプを追加。

インテリアもかなり個性的で、ホワイトを基調としながらもレッドのアクセントを加えたオシャレなデザインに仕上げられ、更にコックピットは航空機からヒントを得たレイアウトとなり、特徴的なステアリングホイールと自立型となるデジタルインストルメントクラスターを装備しています。

~システム出力は「SF90ストラダーレ」を圧倒する1,010馬力~

そして最も気になるパワートレインについてですが、排気量5.4L V型10気筒ターボチャージャーエンジン+フロントアクスルに2基の電気モータを組合わせたPHVエンジンを搭載し、システム総出力1,010ps(内燃機関860ps+電気モータ150ps)を発揮。
直線性のパフォーマンスについては不明ですが、パワーだけを見ればフェラーリ「SF90ストラダーレ」を圧倒する過激仕様になっていますね。

価格帯については明確な情報はないものの、約1.2億円~約1.8億円になると言われています。
なお、売り上げた際の収益金は、次なるプロジェクトの開発資金に充てていくとのことで、今後このメーカが更なる進化を遂げていく可能性もあるかもしれません。

【Frangivento Asfanè 1010 – The presentation】

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Reference:CARSCOOPS