実用性も兼ね備えた最強のV12。フェラーリ「612スカリエッティ」からまさかのシューティングブレークモデルが登場

2020-05-27

~「612スカリエッティ」がシューティングブレークモデルに?!~

フェラーリがかつて販売した2+2シータGTモデルとなる「612スカリエッティ(612 Scaglietti)」ですが、このモデルをベースにオランダのコーチビルダーであるヴァンデンブリンク・デザイン(Vandenbrink Design)社が、このモデルをベースにした更に実用性を加味したシューティングブレークモデルを発表しました。


~世界で1台そか存在しないシューティングブレーク、その価格はいかほど?~

今回発表された個体は、「612スカリエッティ」のGTスタイルをシューティングブレークスタイルへと変更することに加え、全く新しいリヤエンドを構築。
具体的には、トップルーフにウィンドウが組み込まれたことに加え、シューティングブレークらしい緩やかな傾斜が設けられています。
また、新しいリヤクォーターウィンドウや巨大なCピラー、スポイラー、リヤワイパー、そして積載を容易にするテールゲートが設定されています。

インテリアは、ほとんどベースの「612スカリエッティ」をそのまま引き継いでいますが、2列目へのパススルーがあるレザー性トランクルームが設けられたことにより、より多くの荷物を載せることができます。
具体的なトランク容量については不明ですが、これだけの広さがあれば旅行も問題なく行けそうですね。

なお、このモデルは世界で僅か1台しか存在しない希少な一台で、ベースとなる「612スカリエッティ」は2005年式、走行距離は意外にも少なめな28,867km、中古車販売価格としては、約3,680万円からの販売となっています。

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Reference:CARSCOOPS