トヨタ・新型「C-HR」が2019年10月以降にマイナーチェンジへ。遂にフロントだけでなくリヤも流れるウィンカーに、フロントフェイスは限りなく小変更、ヘッドライトもデザイン変更へ

2020-05-27

2016年12月に販売スタートしたトヨタの大人気コンパクトクロスオーバーモデル「C-HR」ですが、2019年12月を持って3年目を迎えるということで、このタイミングでマイナーチェンジすることが明らかとなりました。
先日、いつもお世話になっているトヨタディーラからの情報に加え、自動車雑誌マガジンXさんの情報を照らし合わせていくと、どうやら様々な変更や追加機能、そして新しいトランスミッションが追加される等、ビッグマイナーチェンジレベルになることに。

一体どのような変更が入るのか、早速以下にまとめていきたいと思います。


~外観は小変更ながらも流れるウィンカーがリヤにも採用へ~

まず新型「C-HR」の外観についてですが、フロントフェイスの変更レベルは小規模になるとのことで、フロントバンパーは一部変更され、フロントインテーク部とフロントリップスポイラーのデザインも変更されるとのこと。

フロントヘッドライトについても、縦二眼LED+単眼ハイビームという組合わせでしたが、三眼LED+単眼ハイビームとなる可能性が高いとのことで、より複雑で高級感のあるデザインへと変化することが期待できそうです。

なお、「C-HR」の大きな特徴ともいえるフロントの流れる(シーケンシャル)ウィンカーについてですが、これまでリヤが点滅だったものが、どうやらリヤテールも流れるようになるとのこと(もちろん、エントリーグレードはフロント・リヤともに点滅)。
ただし、これは上位グレードのみが採用されるとのことなので、最初のグレード決めではかなり慎重にならなければいけないところになりそうです。

インテリアについては、レイアウトやボタン関係、ナビゲーションディスプレイについてはそこまで大きな変更は無いものの、追加カラーとして上質なイメージを持つブラウン系が追加されるとのこと。

~安全装備も自動ブレーキを加味することで更なる事故防止策を~

安全装備についても、現在メーカオプションとして設定されている「リヤクロストラフィックアラート」に加えて、自動ブレーキも追加設定されるとのことで、より一層の安全性が向上されるとのこと。

なお、「リヤクロストラフィックアラート」は、駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をブラインドスポットモニターのレーダーにより検知することで、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーによりドライバーに注意喚起するだけでなので、自動的にブレーキすることはありませんでした。

しかも、こうしたブザーがなることで、ドライバは更にパニックとなり、アクセルとブレーキを踏み間違えるといったケースも多くなっているとのことから、更にブレーキ機能を設けることで接触事故を未然に防ぐことができると言うのは非常に嬉しいことですね。

また、車庫入れなどの低速(約10km/h以下)での運転時、超音波センサーが車両前方コーナー部や車両後方の障害物との接近を感知してブザーを発するクリアランスソナー&バックソナーについても、自動ブレーキが設定されるとのこと(これは今のところ予定レベル)。

そして、広州トヨタにて販売される「C-HR」同様に、パノラミックビューモニターもメーカオプションにて選択が可能になるとのことで、こういった快適装備を一挙にラインナップする辺り、トヨタの強い意気込みが感じられますね。

~遂にターボ&6速MTの変態仕様も~

気になるパワートレインについてですが、以前より噂されていた排気量1.2L 直列4気筒ターボエンジンのラインナップについては、トランスミッションがCVTだけでなく6速MTも追加ラインナップされる予定とのことで、こちらは走りを楽しみたい人には持って来いのグレードかもしれません(もちろんハイブリッドモデルも引き続きラインナップ)。

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