まさか転売の対象になるとは…豪州にてスズキ新型ジムニーが新車価格以上の高値で転売中!新車価格242万円に対し、中古価格は400万円以上

スズキ新型ジムニーが新車価格以上に高騰→一体なぜ?

2018年発売されて以降、未だに納期約1年となるほどに高い人気を得ているスズキ新型ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニー・シエラ(New Jimny Sierra)ですが、後者のオーバーフェンダー装着モデルとなるジムニー・シエラが、オーストラリア市場で異常な高値で販売されているとのこと。

海外カーメディアDMARGEによると、オーストラリア中古販売リストには47台の中古ジムニーが販売されているものの、そのすべてが新車販売価格となる約242万円(28,490オーストラリアドル)を優に超えています。

一体どれほどの価格帯にて販売されているのか?一番安価な個体でいくらなのか?早速チェックしていきましょう。


最も安価なモデルで新車価格の+20%アップ

ちなみにCarsalesにて販売されているジムニー・シエラでは、最も安価なモデルだと2019年式でボディカラーはベージュ系、グレードはエントリータイプで走行距離41,000km(25,000マイル)と結構走られていますが、何とこの条件での中古販売価格は約288万円(34,000オーストラリアドル)。

つまり新車価格よりも+20%アップしての販売となりますが、どうやらその背景には昨今の諸事情による需要の高まりや、生産中断によって希少性が一気に高まったことが主な要因と云われています。

ジムニー・シエラが400万円超えになるとは…

なお一番安価なモデルで約288万円でしたが、これよりも更に高額なモデルになると、2020年式でボディカラーは同じベージュ系、走行距離は僅か1,600km(994マイル)、オプション多数ではありますが、何と中古販売価格は約424万円(50,000オーストラリアドル)と超高額。

新車価格の+50%アップになるわけですが、それでもすぐに売れてしまうようです。

ジムニーが全世界で売れるのがよくわかるかも…

日本市場に限らず、欧州市場でも爆発的な人気を誇るスズキのオフロード四輪駆動モデル・新型ジムニー。

欧州市場では平均して1.5年の納期がかかるということで、その一方で中古車市場では旧世代モデルも含めると非常に高い相場(日本では80万円以上)を誇っていますが、そんな中でイギリスの大手業界スペシャリストであるCAP Automotiveが、「新型ジムニーの残存価値は、どの自動車よりも圧倒的に高く61%もの価値がある」と説明しています。
※単純に言えば200万円のクルマを購入して、3年後には122万円の価値を持つということ。

ただ、この残存価値というのは、同社の説明によれば、3年間で10万km(60,000マイル)以下を走行した場合であれば52%の残存価値を持ち、3年間で6万km(36,000マイル)以下を走行した場合で61%に達するというもので、それでも極めて高い数値を誇っていることを明らかにしています(仮に特別仕様車が発表されるとしたら、このモデルの残価は70%超えるかも?との噂も)。

新型ジムニーで3年後の残存価値は61%、これに近いモデルは何がある?気になる続きは以下の次のページにてチェック!