良くも悪くもエントリーモデル…プジョー新型「208」のエントリーグレード”Like”はコスト削減のためハロゲンヘッドライト、デイタイムランニングライト部分にプラスチックカバーが装備される模様

2020-05-27

~エントリーモデルのエントリーグレードを侮ってはいけないぞ~

プジョーが2019年3月にスイス・ジュネーブモーターショー2019にて世界初公開した新型エントリーハッチバックモデル「Peugeot 208」。

プジョーの最上位グレード「508」にも採用されている”牙”をモチーフにしたフロントヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトがとても印象的でしたが、どうやら新型「208」のエントリーグレードには”牙”モチーフのLEDデイタイムランニングライトは採用されないことが明らかとなりました。

プジョーによれば、新型「208」の”Allure/GT Line/GT”、そして電気自動車モデルとなる「e-208」にはLEDが採用されるとのことですが、エントリーグレード”Like”では、ヘッドライトにはハロゲン搭載となり、何と牙の部分にはブラックのプラスチックカバー(コスト削減が目的)にて覆われたチープなデザインとなっています。


~ヘッドライト以外に上位グレードと何が異なるのかを見ていこう~

こちらは上位グレードとなる「208 GT Line」ですが、ヘッドライトには3本のLEDとその下に”牙”の形状となるデイタイムランニングライトを採用。
足回りのホイールアーチにはブラックのトリムが追加さ、16インチアルミホイールを装着しています。

こちらはエントリーグレード”Like”のサイドデザイン。
足もとにはハブキャップ付の15インチスチールホイールが標準装備されているそうですが、オプションにて16インチアルミホイールが装着できるかどうかは不明。
また、ドアハンドルはブラックペイント処理されていますね。

こちらは”GT Line”のサイドデザイン。
足もとには16インチアルミホイールが装着され、ドアハンドルは同色素地となっています。

こちらはリヤデザイン。
”Like”グレードではマットグレー塗装されて若干チープになり、”GT Line”はグロスブラック処理され非常に高級感のある色合いとなっていますね。

~インテリアのレイアウトは基本的に同じだが…~

続いてはインテリアデザイン。
iコックピットはエントリーグレードでも採用されていますが、”GT Line”はフルデジタルインストルメントパネルであるのに対し、”Like”はアナログダイヤルを採用。これはかなり衝撃でした…

そしてセンターナビゲーションは”GT Line”は10インチタッチパネルであるのに対し、”Like”は5インチタッチスクリーンを搭載しています。

その他においては、”Like”はアンビエントライトレスやドアパネルはカタメのプラスチック、ステアリングホイールスイッチやセンターコンソールのピアノキーはシルバーではなくブラックを採用していて、ここぞとばかりにコスト削減が見られますが(っというかエントリーグレードとハイエンドグレードでどれだけの価格差があるのかも気になる…)、あからさまにグレードによってここまで差が見られるのはちょっとやり過ぎな気もしますね。

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Reference:CARSCOOPS