トヨタ・旧型「グランドハイエース(海外名:グランビア)」のキャンピングカー知ってる?現代でも十分すぎる贅沢な室内空間も見てみよう【動画有】

2020-05-27

~旧型「グランドハイエース」の質感も中々に高い!~

先日、トヨタ台湾より富裕層向けの高級ミニバン「グランビア(Granvia)」が発売され、更に今年10月には日本市場においても新型「グランドハイエース(Grando Hiace)」として発売されることが明らかとありましたが、今回はそれらのモデルのベースとなった2004年式の旧式「グランドハイエース」をご紹介。

▽▼▽関連記事▽▼▽


~国産の商用バンはとにかくメンテナンスが安価で親しみやすいモデル~

今回紹介する個体は、日本を拠点とする中古車業者より買取り、海外へと輸入された2004年式の四輪駆動式となる「グランドハイエース」のキャンピングカー仕様となります。

このモデルは、既にご存知の通り「ハイエース」をベースにした高級志向のミニバンモデルで、各市場に応じて様々な異なるバージョンにて販売される非常に人気の高い一台でもあります。

通常の「ハイエース」は、主に小型商用車として販売されていましたが、乗客用やキャンピングカー用といった派生モデルも誕生していて、安価なメンテナンスで非常に信頼性の高いクルマとして愛用され、特に欧州市場ではほとんどがディーゼルモデルをラインナップしていたと記憶していますし、ランニングコストもかなり抑えられています。

少し話は逸れてしまいましたが、今回ご紹介の「グランドハイエース」のキャンピングカーは、日本市場向けに開発された一台であり、拡張ルーフやファクトリーキャンピンカーコンバージョンを備え、エンジンはディーゼルではなく、日本市場にて販売されていた更に強力な排気量3.4L V型6気筒エンジンを搭載しています。

走りの質感が高いことはもちろんですが、このモデルの大きな特徴と言えば、やはり室内で拡張ルーフ内には格納式のベッドルームシステムが搭載され、ローラにてスライドさせることにより、余分なスペースを使うことなく、非常に有意義な室内空間を確保することが可能となっています。

シートのデザインや質感は、昔懐かしい思い出がよみがえってきそうな程に古さを感じさせますが、ファブリックシート本来の安定したカタサに加え、非常にワイドなベンチスタイルにて準備されているので、座る際には狭さを感じさせない充実したスペースになっていると思います(このエリアでの食事やトークも十分に楽しめるでしょうね)。

あと数か月程で新型「グランドハイエース」が誕生し、おそらくユーザーの声によりキャンピングカーモデルも登場する可能性は十分に高いと思いますが、旧型「グランドハイエース」も日本市場だけでなく欧州市場でも高い人気を誇り、今もなお高値で取引されることが多いとのこと。

【2004 Toyota Grand Hiace 4WD Camper (Canada Import) Japan Auction Purchase Review】

☆★☆ミニバン関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com