2020年モデルの日産・新型「GT-R Nismo」が遂に日本でも受注開始!発表・発売は10月、価格帯は600万円アップの約2,400万円から【動画有】
~カーボン満載!約100kgの軽量化に成功した新型「GT-R Nismo」が日本でも先行受注開始!~
日産の2020年モデルとなる新型ハイパフォーマンスモデル「GT-R Nismo(ニスモ)」が遂に日本でも先行受注を開始しました。
アメリカ市場では7月25日より発売開始予定となっている新型「GT-R Nismo」ですが、今回の一部改良により、フロント・リヤバンパーやフロントフェンダー、フロントフード、ルーフ、サイドシル、リヤスポイラーといった部分に全てカーボンファイバを採用することで、外観のアグレッシブさを向上させるだけでなく軽量化にも貢献しています。
~”最後のR35 Nismo”としてやれるだけのことをやった大幅な改良モデル?~
なお、これらのパーツにカーボンファイバを採用することにより、車体重量は約30kgも軽量化され、足元にはRAY製の専用20インチ鍛造アルミホイールを装着しているため、総重量は100kg以上軽くなっているとのことで、全体的なバランス性能が大幅に向上しているようです。
もちろん、Nismoの大きな特徴でもあるフロントロアやサイドスカート、リヤディフューザーにアクセントが加えられたレッドも継承され、スポーティ且つヤンチャな外観であることを強調させています。
その他においては、サスペンションの変更等は無いものの、カーボンセラミックブレーキをインストールすることでバネした重量を削減し、更にはブレーキのレスポンスを向上させる強力な足回りへと改良されています。
エンジンについては、出力値やトルクは変更されていないもののGT3レーシングカーから使用されているターボチャージャーを採用しているとのことで、タービンブレードの枚数を減らすことにより最新の流体と応力解析によってパワーレスポンスを約20%も向上させているようです。
~但し価格帯は現行に現行に比べて600万円もアップに…~
なお、アメリカ市場価格では約2,270万円からの販売となりますが、日本市場では約2,400万円からの販売となり、オプション等込々となると2,600万円以上は優に超えそうですね。
ただ、今回はカーボンファイバパーツの採用やエンジンタービンの一部改良によって2019年モデルよりも約600万円も価格アップするのはちょっとやり過ぎな気もしますが、それだけ今回の最新モデルは、次のR36につなぐ最後の大幅改良になるのだと思われますね。
ちなみに、日本での発表・発売は10月からとのことで、現段階でオーダーすれば納期は早くとも2019年12月中ごろになるとのことです。
【【中継録画】「NISSAN GT-R NISMO 2020モデル」「GT-R/Z 50周年記念車」発表記者会見】
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Reference:CARSCOOPS