【僅か321台のみ】元レーサーであるマリオ・アンドレッティ氏のランボルギーニ「カウンタックLP5000S(Countach)」が中古車市場に登場!プレミア価値もついて価格は約5,400万円

2020-05-27

~スーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」が中古車市場に登場!~

1970年代後半より、漫画「サーキットの狼」が火付け役となりスーパーカーブームの先駆的な存在でもあったランボルギーニ「カウンタック(Lamborghini Countach)」。
上に開くシザードアは、日本車では表現できない程に衝撃的なもので、当時の(もちろん今も)子供から大人までを魅了した一台でもあります。

そんな子供から大人の夢であり憧れでもあったランボルギーニ「カウンタック」のなかでも、1983年に製造されたハイパフォーマンスモデル「カウンタックLP5000S」が中古車市場にて登場。

このモデルは、アメリカの元レーシングドライバ(1978年にF1ワールドチャンピオン、インディカーでは4回もチャンピオンを獲得)であるマリオ・アンドレッティ氏が所有していた個体で、僅か321台しか製造されなかった超希少モデルとなります。


~LP5000Sはとにかく過激なで非現実的なデザインが多数だった~

パワートレインは、「カウンタックLP5000クアトロ・ヴァルヴォーレ(Quattrovalvole)」の5.2L V12エンジンではなく、少し排気量を抑えた4.8L V12エンジンへと置き換えられ、最高出力371hpを発揮します。

ボディカラーはシンプルなレッドカラーで、ボディ全体にラッピングが施されているので傷はほとんど付いていないとのこと。

ちなみにこの「カウンタック」、クアトロヴァルヴォーレ風のデザインを継承する過激なオーバーフェンダーを装着しながらも、サイドステップが無いところも大きな特徴で、”従来のクルマにはあるはずのパーツが無い”といった非現実的な要素を持つところもスーパーカーの魅力の一つなのかもしれません。

このリヤのワイド感。
そして究極に低すぎるボディ、それでいて過激な巨大リヤウィングを装着するといったスーパーカーとしては最強の組合せ。
こうした思い切ったデザインを1970年代から挑戦し、今現在もその伝統を受け継ぐランボルギーニの純粋無垢な方向性は非常に魅力的だなぁと感じさせます。

ちなみに、「カウンタックLP5000S」の走行距離は17,715kmと年式の割にほとんど走り込まれていませんが、エンジンメンテナンスは定期的に行われていたとのことで、加えてゴム類などの消耗品も新品に交換済み。

中古車市場価格としては約5,400万円とかなり強気な設定ではありますが、マリオ・アンドレッティ氏が所有していたというプレミア価値が加味されていることを考えると、十分にお買い得と言える一台ではないかと思いますね。

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Reference:autoevolution