ポルシェ・新型EV「タイカン(Taycan)」のスペックがまさかのリーク!グレードは3種類で、”Carrera(カレラ)4S/ターボ”もラインアップ。いずれ”ターボS/GTS”もラインナップへ、気になる価格は?

2020-05-27

~意外だったポルシェからの新型モデルのリーク情報!~

2019年9月のフランクフルトモーターショー2019にて世界初公開予定となっており、更には既に2万人以上から先行予約を受け付けている大人気EVスポーツモデル・ポルシェ新型「タイカン(Taycan)」ですが、このモデルの詳細スペックがまさかのリーク。

イギリスの自動車雑誌が、先日開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019にて、ポルシェ「タイカン」が登場した際、スペックが一部明らかになっていたとのことで、その記録が今回公にされていますね。

一体どのようなスペックとなり、どのようなグレードがラインナップされるのでしょうか?


~グレードは大きく3種類、何と”カレラ”の名が「タイカン」に設定!~

まず、今回ラインナップされる「タイカン」のグレードですが、初回販売は以下の通り大きく3グレードがラインナップされる予定となっています。

①エントリーグレード「タイカン」
・80kWhのバッテリ搭載
・2基のモータ搭載(最高出力322hp~376hp)
・後輪駆動(RWD)
・約970万円

②中間グレード「タイカン・カレラ(Carrera)4S」
・96kWhのバッテリ搭載
・四輪駆動(AWD)
・最高出力429hp~483hp
・970万円以上

③上位グレード「タイカン・ターボ(Turbo)」
・96kWhのバッテリ搭載
・四輪駆動(AWD)
・最高出力600hp/最大トルク880Nm
・約10秒間のオーバーブーストウィンドウによって最大トルク1,000Nm発揮
・約1,600万円

~もはやスーパーカー並のスペック!~

その他気になる仕様は以下の通り。

・航続可能距離は515km(WLTP規格より)
・2速トランスミッション
・フロントアクスルに最高出力215hp/最大トルク300Nm
・リヤアクスルに最高出力402hp/最大トルク551Nm
・モータ最高回転数は16,000rpm
・0-100km/hの加速時間3.2秒
・0-200km/hの加速時間10秒未満
・最高時速261km/h(バッテリ加熱無し)
・装備重量は2,095kg
・エアサスペンション搭載
・ハンドルにて回生制動力を制御
・リチウムバッテリはLG Chem製(408個のポーチ型電池搭載、34このモジュールにて構成)
・96kWhのバッテリパック重量は650kg

[今後の予定]
・最高出力724hpを発揮する四輪駆動(AWD)モデルの「タイカン・ターボS(Turbo S)」をラインナップ予定
・ライトウェイトな後輪駆動(RWD)モデルとして「タイカンGTS」をラインナップ予定

なお、ポルシェ「タイカン」並びにそれに関連する派生モデルを生産目標は、年間約4万台とのことで、既に先行予約を受け付けている2万台は9月発表前に生産に取り掛かると思われ、早くとも年内には納車されるのではないかと予想されています。

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Reference:motor1.com