マクラーレン「600LT」のMSOカスタムが久々に登場。何とMSOがカスタムして1,000台目となる記念すべきモデル→ここぞとばかりにカーボンを使いまくってみた

2020-05-27

~ちょっと意外ともいえるMSO仕上げの過激「600LTクーペ」が登場~

既に完売済みとなっているマクラーレンのハイパフォーマンスモデル「600LTクーペ」を、スペシャルカスタマイズを担当するMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)部門が、久々に過激なカスタムモデルを公開しました。

今回発表されたカスタムモデルの「600LTクーペ」は、2011年6月創業以来、MSO部門が担当して1,000台目となる記念すべきカスタムモデルということで、カーボンファイバを用いた軽量パーツをあらゆるところに使用した過激な一台となっています。


~落ち着いてるように見えるも、見れば見るほど過激に思える一台~

「えっ?MSO部門によるカスタムモデルって、まだ1,000台も到達してなかったの?」というのが、正直な感想ですが、それでも今回のモデルは記念すべきものであり、レーシングカーを彷彿させるようなカーボンファイバ製ルーフやルーフスクープ、リヤバンパー等、そして足元にはブログブラックにて仕上げられた10スポークタイプの超軽量アルミホイールとブレーキキャリパを装着しています。

今回インテリアのみの画像は公開されていないのですが(外部から見たインテリアでご勘弁を…)、シートパッドのステッチとカーボンブラックのアルカンターラステアリングホイールの12時部分にオレンジ色のアクセントが追加され、更にヘッドレストには「600LT」のエンボス加工を追加。
他にも、アクセルペダルにも同じ「600LT」の加工が施され、Bowers&Wilkinsサラウンドシステム、リバースカメラ、パーキングセンサー、アクスルリフト、マクラーレン・トラック・テレメトリシステムパッケージも設定済みとなっています。

正直これだけでも十分凄い装備内容なのですが、更にはフロントフェンダールーバーやチタンホイールボルト、カーボンファイバレーシングシート、インテリアトリム、6点式ハーネスが追加されたMSO Clubsport Pro Packも追加装備され、極限まで軽量化とレーシーな要素を取り入れた本気仕様になっています。

「600LT」のパワートレインは、スポーツシリーズのラインナップモデル同様に排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600ps/最大トルク620Nmを発揮。ちなみにエンジンチューニングは施されていません。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.9秒、最高時速は324km/hにまで到達します。

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Reference:CARSCOOPS