スズキの新型モデルが発売前にリーク!名称は「XL6」、三菱・新型「パジェロ・スポーツ」を意識したオフロードSUVとMPVの中間モデル?

2020-05-27

~マルチ・スズキの次なるモデル名は「XL6」~

インド市場をメインに販売を手掛けるマルチ・スズキが、8月21日に現行MPVモデル「エルティガ(Ertiga)」をベースにした6人乗り最新モデルを発売するとの噂が報じられていましたが、この度その新型モデルと思われる量産モデルが完全リークしました。

今回この画像を公開したのは、海外の自動車ニュースサイトGaadiWaadi.comで、リヤエンドにはしっかりと「XL6」のバッジが貼付されていることから、車体名称も「XL6」でることが確定し、加えて黄色い丸が記されている通り、マルチ・スズキの高級販売チャネルであるNexaプレミアムディーラを通して販売されることが明確になっています(大衆車向けはArenaディーラ)。

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~「XL6」は「エルティガ」と同じパーツを共有しながらも高級志向を加味~

さて、今回新たに登場するであろう6人乗りMPVモデルの「XL6」ですが、改めてそのデザインを見ていくと、スタイリング的にはMPVというよりも、過去にマルチ・スズキが販売した「ヴィターラ」ベースのフラッグシップ7人乗りモデル「XL7」がモチーフになっているとして、MPVとSUVの中間に位置するような特徴的なボディスタイルとなる可能性が高そうですね(ちなみに「XL○」の”○”はシート数を意味)。

先述にもある通り、「XL6」は「エルティガ」をベースにしたモデルではありますが内外装の変更がいくつか加えられるそうで、オフロードでの走破性を意識してライドハイトとなり、更にはフェイクキッドプレートやリヤバンパーにボディクラッディングが装備されています。
ただその一方で、ドアやテールゲート、アルミホイール、テールランプ等は基本的に「エルティガ」と共通化されることになりそうです。

インテリアについては明確な変更内容は不明であるものの、2列目のシートはラグジュアリー性を高めるためにキャプテンシートを採用し、1席1席が広々とした空間となるように細かい工夫が施されることになると思われます。
その他には、最新のSmart Play Studioインフォテイメントシステムの採用や、シートヒータ等も標準装備となり、実用性を高められる部分も「エルティガ」と差別化を図ることで品質を高めていくのだと思います。

パワートレインについては、「エルティガ/シアズ」と尾内排気量1.5L BS6に準拠した直列4気筒エンジン(最高出力105ps/最大トルク138Nm)を搭載しますが、以前より噂されていたディーゼルエンジンはラインナップされないとのこと。
気になるトランスミッションについては、5速MT/4速ATの何れかから選択が可能とのことです。

なお競合モデルについては明らかにされていませんが、噂では7月25日に発表される三菱・新型SUV「パジェロ・スポーツ」の可能性も秘めているそうです。

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Reference:GaadiWaadi.com