【原因は一体なに?】韓国・ヒュンダイの電気自動車「コナ(Kona)」が謎の大爆発。ガレージ保管で充電一切無しであるも、やはりバッテリが原因か?

2020-05-27

~ヒュンダイの電気自動車が突如として大爆発!原因は一体なに?~

カナダ・モントリオールのビザール島にて、韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の100%電気自動車「コナ(Kona)」が突如として大爆発を起こしたとして大きな問題となっています。

なぜ「コナ」が突如として大爆発を引き起こしたのかは不明なままですが、この個体を所有するオーナーの情報によると、ガレージ内に保管しており、更にはバッテリ充電もしていない”本当に何もしていない状態”であったにも関わらず車両が大爆発を引き起こしたと説明しています。


~今のところ原因不明であるも、リチウムイオンバッテリが原因である可能性が高い~

またオーナーの情報によれば、「コナ」を購入したのは2019年3月頃で、走行距離はほとんど伸びておらず、過度な使用と充電は避けていたそうで、しかし爆発が発生したのは2019年7月26日と…購入して半年も経過していない状況でした。
初回の点検を迎える前に爆発が発生したということを考えると、「コナ」に搭載される大容量リチウムイオンバッテリに原因があるかもしれませんね。

なお、こういった問題は、過去に中国の地下駐車場にてテスラ「モデルS」が突如原因不明の大爆発を発生したものと同様の原因である可能性もあり、大容量バッテリならではの問題として、リチウムイオンバッテリ内のセルが何かしらの原因にてショートする恐れがあり、コレによってバッテリから発火するといった問題が後を絶たない状況となっています。

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更には、こうしたバッテリの爆発・炎上が発生してしまうと、約1万リットルの大量の水(テスラの推奨値)をバッテリに掛けない限りは消火できないというデメリットもあるため、所有する上での隠れた危険性も秘めているのも電気自動車ならでは。

ちなみにコチラが「コナ」が爆発したとされるオーナーのガレージ。
完全に天井が吹き飛ぶ程の大きな爆発であったことがわかります。
家の中にはオーナーを含む家族がいらっしゃったとのことですが、大爆発の音に気付いた後、すぐさまブレーカーが落ちてしまったので家族全員で家を飛び出し、誰もケガすることなく無事であったとのことです。

そしてこちらが「コナ」。
ボディカラーは異なりますが、ダイナミックシールドグリルを採用すれば三菱っぽいデザインにも見えますね。

今後もしかすると、こういった原因不明の大爆発事故が発生する可能性が十分に考えられるため、現代自動車やテスラ含め、過去に爆発事例のあった電気自動車メーカとしては早急に原因究明を行ってほしいところです。

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Reference:motor1.com