【速報】ポルシェ・新型「911(992)」に待望のベースモデル「911カレラクーペ/911カレラ・カブリオレ」がデビュー。価格は約1,070万円から
~ポルシェが遂に新型ベースグレード「911カレラ(カブリオレ)」を発表!~
ポルシェの新型「911(992)」といえば、現在”カレラS/カレラ4S”がラインナップされていますが、遂にこれよりも下位グレードとなるベースグレードモデル「911カレラ・クーペ(Carrera Coupe)/991カレラ・カブリオレ(Carrera Cabriolet)」が正式にデビューしました。
~エンジン出力やトルクは若干劣るもパフォーマンスはほとんど低下無し~
2020年モデルとして「911カレラS」がデビューしてから約8か月が経過し、今回待望のベースグレードが発表されたわけですが、気になるパワートレインは排気量3.0L 水平対向6気筒エンジンはそのままに、最高出力379hp/最大トルク449Nmを発揮。
念のため比較ではありますが、「911カレラS」で最高出力443hp/最大トルク529Nmとなるため、-64hp/-80Nmデチューンした廉価版といった感じになりますね。
ただ、パワーは劣っているにしても「911カレラ」のパフォーマンスを損なうことなく、0-100km/hの加速時間は4.0秒で、オプションのスポーツ・クロノパッケージを追加すると、そのパフォーマンスは向上し3.8秒にまで短縮できるそうです。
一方でオープンモデルの「911カレラ・カブリオレ」に関しては、クーペに比べて60kg増になるものの、0-100km/hの加速時間は4.2秒ながらも、クーペ同様にスポーツ・クロノパッケージを追加すると4.0秒へと短縮可能になるとのこと。
~外観の唯一の変更点はマフラぐらい~
そして気になる外観についてですが、実は「911カレラS」との違いはほとんどなく、唯一の違いとしては両サイド2本だしだったクワッドエキゾーストパイプが、両サイド1本だしのデュアルエキゾーストパイプに変更されたぐらいでしょうか。
ただ、これもオプションにてクワッドエキゾーストパイプに設定することも可能になっています。
インテリアもほぼ同じで、10.9インチのインフォテイメントスクリーンも両モデルにて設定されています。
その他については、ポルシェ・アクティブ・サスペンションマネジメント・アダプティブダンパーや、濡れた路面を検知するスタビリティコントロールとアンチロックブレーキシステムを調整するウェットモードも標準装備となっているため、とてもベースグレードとは思えないほどの豪華仕様となっています。
なおメーカオプションについては、PCCB(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)や、”カレラS”から受け継ぐ20インチもしくは21インチアルミホイールも準備されています。
~何と「カレラS」よりも約200万円安く購入できてしまう!~
気になる「911カレラ・クーペ/911カレラ・カブリオレ」の価格帯についてですが、クーペが約1,074万円から、カブリオレが約1,214万円からの販売となっています。
参考までにアメリカ市場にて販売される”カレラS”の価格帯が約1,247万円、”カレラSカブリオレ”が約1,466万円からの販売となるため、それぞれ約200万円程安い価格にて購入することが可能になっています。
☆★☆ポルシェ「911」関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:motor1.com