2021年モデル日産・次期「エクストレイル(海外名:ローグ)」の開発車両がまたもや登場!日本市場以外にも欧州の排ガス規制に向けて様々なエンジンをラインナップする?

2020-05-27

~「エクストレイル」は日産の主要モデル、だからこそ開発の手の入れようは他モデルと違う?~

以前より何度か目撃されている日産・次期「エクストレイル(海外名:ローグ)」の開発車両ですが、今回もまたまたアメリカのミシガン州にあるファーミントンヒルズ通りにてキャッチされています。

外観については、これまでと変わらずのかなり分厚いカモフラージュラッピングとなりますが、やはり現行「エクストレイル」に比べてフロントエンドのデザインや形状、フロントヘッドライトのデザインからハウジングまで、大幅な再設計・変更が施されることが予想され、よりスポーティで高品質なデザインとなることが期待されています。

また、日産の他の開発モデルに比べてその目撃頻度は非常に高く、日産としても失敗したくない主要モデルだからこそ、その力の入れようは尋常なものではないのかもしれませんね。


~大きくデザインを一新する3代目として、そのデザインはコンセプトモデル並みに変化~

2021年モデルとして、2020年4月頃にデビューする予定の3代目・新型「エクストレイル」ですが、改めて見返してみるとフロントヘッドライト位置は高く、まるでフロントフードと一体型になっている?と思わせる程に奥行きがあり、現行モデルのように後方へと傾斜するようなデザインではなく、ほぼ垂直に近いような極端な角度が設けられた外観になることが容易に想像できますね。

スタイリングとしてはミドルサイズSUVらしいダイナミックスさがあり、2018年に登場した「Xmotion Concept」ようなショルダーラインの隣にリヤテールライトが搭載され、ランドローバーのようなトランクリッドが確認できるのも面白いところ。

3代目では、これまでの日産には無い新しいデザイン言語で勝負する姿勢が見られ、新規顧客の獲得に留まらず、既存オーナーが新たに食指を動かすような奇抜なデザインに仕上げてくるのではないかと思います。

【Nissan Xmotion (2018) Next-Gen Nissan SUV】

 

~エンジンはその市場にあわせて異なる仕様にする動きも~

パワートレインについては、日本市場や韓国、中国、インドネシア、アメリカ、欧州によって様々なエンジンがラインナップされる予定ですが、特にアメリカ市場においては排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンのみをラインナップする可能性が高く、ハイブリッドエンジンは2020年モデル同様に”全く売れない”という理由から廃止することは間違いなさそうです(その代り日本市場にも投入予定となっているe-POWER技術が採用されるかも?)。

ハイブリッドモデルがラインアップされない一方で、ダウンサイジングターボとなる排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンのラインナップも噂されているそうですが、こちらについてはまだ確定事項ではないため、もしかするとラインナップしない恐れもありそう。

また欧州や韓国市場においては、既に2020年モデルとしても登場している通り、排気量1.7Lもしくは2.0Lのディーゼルエンジンがラインナップされる予定で、排ガス規制に準拠したクリーンな一台として登場することが予想されています。

☆★☆「エクストレイル」関連記事4選はコチラ!☆★☆

Reference:autoevolution