フォルクスワーゲン・最新EVモデル「ID.Crozz」の開発車両をキャッチ!やはりフロントデザインは新型「ゴルフ8/ポロ」とは異なる新デザイン言語に

2020-05-27

~遂に「ID.Crozz」の開発車両が登場!~

フォルクスワーゲンは、コンパクトなハッチバックタイプの電気自動車モデルとなる新型「ID.3」の開発を着々と進めており、かなりカモフラージュが薄めとなっている開発車両も目撃されていますが、今回は別のモデルとなる新型「ID.Crozz」と思われる開発車両が目撃されています。
※この3年間で「ID.3/ID.Crozz/ID.Buzz」のコンセプトカーを発表していて、初めは「ID.3」の市販モデルが9月より開催されるフランクフルト・モーターショー20191にて初公開される予定であり、次なるモデルが「ID.Crozz」となっています。

今回目撃されている個体ですが、フォルクスワーゲンが今後発表する予定の新型「ゴルフ8」や「ポロ」といったガソリンモデルとは異なったデザイン言語を持つことが予想され、恐らく「ID.3/ID.Crozz/ID.Buzz」と言ったEVファミリーモデルとの差別化が図られるのではないかと思います。


~そのサイズ感は「ティグアン」に近く、しかしかなりスポーティなスタイリングに~

サイズ感については、「ティグアン(Tiguan)」と「ティグアン・オールスペース(Tiguan Allspace)」の中間に位置するようなサイズ感を持つものの、クーペクロスオーバーらしいルーフラインと、少し張りだしたリヤハッチを見てみると、ハッチバックっぽいスタイリングにも見えますね。

足もとのホイールについては、ブラックペイント処理により少し形状が分かりにくいようにカモフラージュされていますが、18インチ~19インチ程の大口径アルミホールとなることが予想されています。

なおプラットフォームについては、「ID.3」と同じMEBプラットフォームが採用される予定で、駆動方式は四輪駆動を設定するとのこと。
こうしてみると、フロント・リヤオーバーハングの張り出しが異常に短く、ジャガー「I-PACE」のようなアグレッシブなスタイリングになりそう。

ちなみに、このモデルには各車輪に1基ずつの計2基の電気モーターを搭載し、システム総出力は300hpを発揮する予定となっています。

航続可能距離については、バッテリがフル充電の状態にて約500km走行可能だそうで、150kWの充電であれば、30分程で最大80%近くまで充電することが可能になるとのこと。

なお、このモデルの発売時期は2020年後半ごろといわれており、既にアメリカ市場での販売が予定されています。
日本での販売時期(そもそも発売される?)については未だ不明ですが、2021年以降になるようです。

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Reference:motor1.com